こんにちは。Soyです。
海外生活も3年が過ぎ、4年目へと差し掛かりました。
日本とは異なる環境、友人や家族との遠距離、自分をうまく表現できない外国語。
さまざまなフラストレーションを抱えながら生きている毎日ですが、普段はそんなことあまり意識せずに生活しています。
しかし先日、ふとしたことをきっかけに大爆発!泣いても泣いても止まらない涙と夫(きっかけの張本人)への暴言、もうすべてやめてしまいたいという心の叫びに気付かされることになったのです。
何が原因なのか、何をどうすれば良いのか、この苦しみから脱するために、自分の環境を分析し頭の中のゴチャゴチャを整理してみることにしました。
全部やめたい!私にはなにもない!
継続は力なり、とは言いますが、その継続のために自分を圧迫して追い詰めて、それでも何も得られないと感じるとき、残るのは虚しさというポッカリ空いた穴だけです。
私にはなにもない。
わかってます。そんなことないって。むしろ、とても恵まれているということも。
だけど、たまにはドーンと落ちるところまで落ち込んだって良いとも思うんです。落ち込んだからこそ見えてきた私の苦しみとやるせなさを、いつか笑い飛ばせる日が来ることを願って、ここに記します。
第三国での国際結婚生活はわからないことだらけ
私たちは、ドイツに住む日本人とイタリア人のカップルです。
ドイツは互いにとって外国で、ドイツ語は外国語。全てがゼロからのスタートでした。
役所関係の手続きや、ドイツ人が当たり前に知っていることを私たちは知りません。何か疑問があるとき、問題が起こったときは、ネットで調べたりドイツ人の友人に聞く必要があります。
調べ物をしても、必要な情報は全てドイツ語。求めている答えはなかなか見つからず、時間だけが過ぎていくことも少なくありません。
不安が募り、頼りにならない夫(外国人だから)に苛立ち、私のフラストレーションは溜まるばかりでした。
さらに、夫は30%の確信で行動に移すタイプであるのに対し、私は90%の確信がなければ動きたくないタイプです。互いに相手のことを「度が過ぎている」と思っています(笑)。
要するに、夫は楽観的で私は悲観的。夫が気付かぬうちに、自然と私のストレスが溜まっていくのも不思議ではありませんね。
自分は無能な人間であると感じる
海外生活は、母国生活のようにはいきません。日本では当たり前にできていたことが、突如として大きなハードルになり、目の前に立ちふさがります。
ドイツの社会で何もできない自分に苛立ち、劣等感を感じながら生きていくのは、とてもつらいです。
何かができない理由のひとつは、主に言語の違い、語学習得ができていないからですね。
しかし、外国語の習得は、多くの人が経験して知っていることだと思いますが、一朝一夕でなんとかなるものではありません。毎日勉強しているのに、身につくのは少しずつ。使えるようになるまでには長期間の絶え間ない努力が必要です。
そうしている間にも、同じ時期から学習を始めた欧州系の外国人や、英語圏の人たち、そして積極的な性格、あるいは努力家で鋼メンタルの人たちは、ぐんぐん言語能力を高めていきます。
豆腐メンタルで、さらに話にオチを求めてしまう関西人の私としては、「なぜそんなめちゃくちゃな文法で内容のない話を永遠とできるんだろう」と思ってしまうわけです(笑)。
そして、この思考がますます自分自身を追い詰めて、話せない・言葉が出てこないという状況へとおとしめてしまうのですね。
間違った文法?それのなにが悪いのか。言語は正しい文法を話すためのものではない。相手に伝えるためのコミュニケーションツールのひとつに過ぎないのだ。
わかっているつもりでも、間違いを恐れ、私がその場で足踏みをしている間に周りの人たちは先へ行ってしまいました。
なかなか現地の社会へ溶け込めないまま、無能な自分だけが取り残されていると感じ、焦燥感と自己嫌悪で気分が落ち込むことも少なくありません。
だけど、役所での手続きや、レストランでかわす店員さんとのスモールトークなど、1年前にはできなかったことができるようになりました。ゆっくりだけど、確実に言語能力はアップしているんです。
もともと私は、日本語でも「話す」というのが苦手です。そのため、外国語を頑張って勉強したところで、苦手な会話を克服できるわけではないんですよね。
「話すのが苦手」
そんな自分を受け入れて、語学に関してはゆっくり成長する自分を、急かさずにマイペースに見守っていこうと思っています。
日本人同士でも分かり合えない
日本人同士でも分かり合えない、それは違う人間だから当たり前のことですよね。
だけど、外国にいるからこそ、外国に住む同じ日本人同士だからこそ、分かり合えないときに感じる孤独と、せっかくの出会いが実にならなかったと感じてしまう残念な気持ちは一際大きくなってしまうのです。
外国にいる日本人は、場所によってそのタイプが大きく分かれていると思います。
私がいるドイツ・ベルリンで出会う日本人は、多くがアーティスト、目的を持って大学にいる学生、そして順に昔から長く住んでいる人、ビジネスマンです。
学生も、そのほとんどがアーティストの卵で、画家や歌手、作曲家など、芸術家を志望する人たちです。
彼らは独創的で志があり、日本という国では「変わり者」と言われるようなタイプだと思います。普通の大学を出て普通の会社に勤めていたなんの変哲もない私は、彼らの自由な発想と表現力、まっすぐな行動力にいつも驚かされます。
彼らと彼らの作品や創作に関する話をするのはとても新鮮で、知らない世界を覗けるとても素晴らしい機会だと感じます。しかし同時に、会話に出てくる言葉が私の知らないアーティスト名だったり、専門用語だったりするため、「芸術」という共通項がない状態では、長く深く付き合うのは難しいのかなとも感じるのです。
また、ドイツにもワーホリで来た日本人がたくさんいるのですが、彼らの中には、しっかりとした目的と強い意志を持った猛者たちが多くいます。豪ワーホリ組はフラフラと遊びにやってきた日本人が多かったので、雰囲気がまったく異なりますね。
彼らは流暢な英語を話し、欧州人とも対等に渡り合う術を持っています。そんな彼らのほんの一部の人たちに対して私が感じること、それは「アグレッシブ」であるということです。
アグレッシブとは、良い意味で積極的ですが、悪い意味では攻撃的です。
海外生活では、ある程度の精神的な強さが求められますが、その強さを少し間違った方向に伸ばしてしまったのでは?と感じさせられる場面が何度かありました。
簡単にいうと、他の日本人を見下しているということです。「日本人の友達はいない」と豪語する人もいました。それは…良いことなのか?と疑問に思ってしまうわけです。
私としては、外国の社会に馴染むことと、馴染んでいない日本人を見下すことはイコールではありません。国際人である前に、人としてどうあるべきか、それを考えさせてくれる彼らは私の反面教師となりました。
そんなわけで、ドイツ生活1年目の私は、あまりにも個性的な日本人達に圧倒され、友達と呼べる人ができませんでした。
アジア人として見下される
差別があるかないか、これはあります。
たまに、「見たことない・されたことない」という人もいますが、よほど鈍感か、行動範囲が狭い、あるいは鈍感力を習得して、ないと思い込もうとしている(これは良いこと)のいずれかではないかと思います。
ドイツ人でさえも「ある」と言います。彼らは差別に関して意識が高いので、人種差別に限らず、性差別や学歴差別、職差別についても議論を展開させます。
ドイツには移民が多いため、多民族社会というと聞こえはいいですが、その中には必ずランキングがあるんですよね。
実際のところ、日本という国や日本人に好感を持ってくれているドイツ人はたくさんいます。
しかし、「ひとつの社会」として彼らの意識の中を覗いたとき、そこには、まず第一にドイツ人、次に同じヨーロピアン、そしてアラブ系、アフリカ系と続き、ほぼ最後にアジア人という順番が見えてきます。
その根本には、アラブ系は難民だから支援すべきであるという考え、そして黒人を差別するのは人としてあるまじき行為であるという考えがあります。結果、「アラブ系・アフリカ系は差別の対象外」として、ある意味優遇されるのです。(彼らが幼少期や青年期にいじめに遭うことは多々あり、社会生活をまともに送れなくなってしまう人はいます)
ところが、「アジア人を差別してはいけない」という考えはありません。もちろん、「差別してもいい」なんて彼らも思っていないでしょう。実際には、差別主義者や外国人嫌いの人を除いて、わざわざアジア人だからと差別してくる人はいません。
ただ、潜在意識の問題なのです。
遠い国から来た小さなアジア人、言葉も文化も宗教も全く異なるアジア人。
この異質な存在をどう扱えばいいのかわからない人、キリスト教が唯一の信じるべき宗教であると思っている人、母国の文化が一番だと思っている人は、アジア人のことを知ろうともしません。
感情の読めない一重まぶたの小さな瞳に脅威を抱く人もいるでしょう(笑)。
こういった無数の無知が、無意識の差別を生み出してしまうのです。これは日本でも、どこの国でも同じですね。知らないから距離を置く、自分のよく知る周りが一番だから、それ以外を見下す。
人間の防衛本能ですから、良いも悪いもありません。
ただ、たまの弱っているときに「アジア人としてここにいる違和感」を突きつけられたときや、気付かされたときに、鉛を飲み込んだような重たい気持ちになってしまうというお話です。
高圧的に怒鳴りつけてくるおばちゃん、挨拶を無視する店員さんもいます。しかし、これは差別なのかその人の性格なのか、あるいは機嫌が悪かったのか。結局はその人にしかわかりません。(でも、その直後にドイツ人に対して親切な態度を取っているのを見たときは、『あ…』と思いました。)
一方で、外国人の私にゆっくり話してくれるおばちゃんや、道に迷っているのではないかと声をかけてくれるおじちゃんなど、優しいドイツ人はたくさんいます。彼らには、人種の壁などもとからありません。
ちなみに、アラブ系の若者に馬鹿にされることがまれにあります。自分よりアジア人の方が立場が低く、弱い存在であると思っているのでしょうか。
全部やめてどこへ行く
自分の無力さに涙し、夫の無理解に涙し、されど夫の優しさとおおらかさにまたしても涙。悲しみとやるせなさ、そして情けない気持ちが、大粒の涙となって私の目から流れ続けました。
私は、ドイツでイタリア人の夫と生きていくと決めたときに決心したことがあります。
それは、ドイツ人のファミリーと家族ぐるみで付き合える環境を作ること、そして3年以内(2020年中)にドイツ語C1を取得することです。
「え!ドイツ語C1!?…すごーい……(いや、無理でしょ)」
こんなふうに言ってくる日本人もいます。どうしてちょっと引かれるんでしょう(笑)。
でも、そんなふうに言われると、「あぁちょっと大きく出すぎたかな。そんなにとてつもなく、届かないような目標を設定してしまったのかな。」と自分の目標に否定的になってしまうんですよね。
だからといってやめるわけにはいきません。
もちろん、日本へ戻れば資格を活かしてそれなりの仕事に就けるでしょう。夫がしばらく仕事に就けなくても、問題ないくらいの環境は整えられます(実家に住むけど)。
しかし、元来自由で自ら道を切り開きたい系な私。日本に住み直しても絶対文句言う!!
つらいこと、自己嫌悪に陥ること。よくありますが、そんなことに負けてはいられません。負の感情は全部気のせいだと思うことにします。仏教の考え方にありますよね。
「この世は幻想」
そう、今感じている嫌な感情や果てしなく高い壁、すべて幻想なのです。私がそう思うから、そう感じてしまうだけなのです。
それよりもたくさんの良いこと、楽しいこと、幸せなこと、大好きなこと。こっちに集中して、こっちに敏感になって、欲しい感情や見たいものだけを引き寄せていけばいいんです。
なんだか最終的にスピリチュアルな感じになってしまいましたね。
ノーストレス、ノープレッシャーで気楽に幸せに生きていきましょう。大丈夫だよー!
*差別に関しては、自分の経験やドキュメンタリーの視聴、聞いた話などから得た情報をもとに個人的な見解を書いています。
「海外生活 つらい」という検索ワードでこの記事にたどりついてこられる方が多いです。大変なことやツラいことたくさんあると思いますが、少しひと休みして、食べたいものを食べて、映画を見て、天気のいい日にはカフェのテラスで本を読んで、好きなことをいっぱいしましょう。海外生活で鬱になってしまう人はたくさんいるようです。語学の勉強サボってもいいし、一人で家にこもっても大丈夫です。人には人の、自分には自分の人生のペースがあります。焦らず、まずは心の整理から始めましょう。
素敵なブログを発見し、思わず読み入ってしまいました。私も旦那がイギリス人で、ベルリンでこれから生活が始まります。ドイツ語は全く分かりません。でも、住むからには頑張って勉強し、馴染もうと思います。読ませて頂いて泣きそうになりました。
Michikoさん
とても素敵なお言葉、ありがとうございます(^^)私にはもったいないお言葉……と思いつつも、とても嬉しかったです。Michikoさんも第三国で国際結婚生活が始まるんですね!ベルリンで同じ状況の人がいるんだと思うと励みになります。お互いマイペースに頑張りましょうね♪
はじめまして。
ドイツに2年ほど住んでました。ドイツ移住への道は、途中下車しましたが、ここに書かれていること、わたしもすべて経験しました笑
かんじかたも似ていて、そうそうそう!!って思いながら。
豆腐メンタル、日本ではそういえばそんなふうに表現されるんですね。でも
日本で常識とモラルと良識のある成人女性なら、誰しもぶつかる経験だったのだと、いまはそう思うことにしています。常識から逸脱するような個性の持ち主で、モラルの良識も自分を守るために捨てられるような人間なら、傷つくことがないからです。あと、
ドイツ人のように、小学生くらいのころから自分を守るためにどんな場面でも自己主張する訓練を学校で教わりませんし、それが良しともされないので、わりと相手の顔色や雰囲気を読もうとしてしまうし、敏感。
周りにいる人が日本のようにそういう人が大多数なら、いいんですけど、
日本を出たらその特徴は弱みでしかない。悲しいし悔しいし母語では相手に勝てないから、ドイツ人と議論になったときにドイツ人にあげ足をとられる。万が一、法的な場面に立たされた時、勝ち目がないと感じました。
精神的に追い込まれてた事もありますが、わたしの結論は
+ドイツ人の後ろ盾がいる
+ドイツで通用する資格がいる
+日本人が活かせる仕事がいる
+母語レベルの言語力がいる
+キリスト教のコミュに参加する
のどれかが必要かなとおもいました。
ろっぽさん
コメントありがとうございます!!他のコメントの件、承知しました!
ドイツでは、小学生から自己主張する訓練を教わるのですね!意見を言ったり討論する授業があるんだろうなとは思っていましたが、「自分を守るための自己主張」を学ぶとは知りませんでした。強いですね〜!(笑)
本当に、日本人の謙虚さや相手にゆずる精神(でも電車の席は取り合う・笑)、相手の心を察する能力って、不利ですよねー!!言わなきゃわかんないドイツ人、わかんないからハッキリ言うドイツ人、不利益を被らないように主張するドイツ人に対して、日本人精神で接すると折れますある程度、私もハッキリ思っていることを主張するように心がけているのですが、ベースが違いますからね(笑)
ろっぽさんは途中下車と表現されましたが、ドイツ移住がゴールではなかったということですよね。正直、私もこの人生の最終地点がどこなのかまだわかりません。
でも、自分が自分らしく幸せに生きられる場所を見つける、あるいはそんな場所を作り出せる環境を整える、これが大事だと思います。そのために、ろっぽさんのおっしゃるような、現地の人の後ろ盾とか通用する資格とかがやっぱり必要なんですよね。とてもよくわかります。
今は「ドイツに住むって決めたんだから頑張らなきゃ!」と自分をプッシュすることもあまりありません。いつでも出ていけるんだからもうちょっと頑張ろ〜という精神でゆるく前進します!!
ご返信ありがとうございます^^..
ほんとはドイツで資格をとって、移住しようと思ってたんです。だから、一応最初はそれがゴールだったのかな? ですが、・・・
法律でドイツ人でその仕事を探している人がいたら他の外国人をクビにしてでも
そのドイツ人を雇う義務が雇用主にはあると知って(どうしてもの場合は、その外国人がどうしてそのポストに必要なのかを証明するために雇用主が弁護士を雇うケースもあるようです)、しかも次はEU,次は難民(SOYさんも書かれていたように)という年功序列じゃなくて国籍序列を前にしてぽっきり折れました(いともたやすく)。
あとは、なんだろう、隣に住んでた外国人夫婦(EU圏)が50代を前にして市か国が提供する生活保護施設のようなところへ移っていたのを目の当たりしたのとか(家賃高すぎるので)、食費などの生活費がBIOは充実しているとはいえ思ったより高いこととか、何かにつけて不利な立場にこれから立たされて、その都度壁を越えていくモチベーションがなくなったこととか、水が硬水で空気が乾燥してて日照時間が短いのはあんまり身体に合わなかったこととか、ふつうに「ドイツに合わない、いる意味がわからない」で断念しました=途中下車^^;。
ドイツ人のかたたちの目線は、いつも自分目線なんですよね。
交わり合うことがないというか。 ハーモニーではなく共生でもなく、あくまで個人目線、ドイツ人優先目線なので、ドイツはドイツ人がハッピーに暮らせるための国であって、そこには他の外国人がドイツ人と同じ土台に立って能力を競い合うなんてことは存在してなくて。きついなと。
でもドイツ語がわかるようになると、近隣諸国に旅行行くとき便利なので、
損はしなかったかな~と。 オーストリアとか、素敵だし!
ろっぽさん
またまたありがとうございます!
そうだったんですね。たしかに、外国人を雇ってビザを発給するためにはその人でないといけない具体的な理由が必要ですね。ドイツに限らず、その国の人の雇用を守るというのはわかります。Ausbildungだったら国籍関係なく、比較的就労先が見つかりやすいと聞いたのですが、実際はどうなんでしょうね。ただ、しばらくはとても給与が低いので、どうしても極めたい分野だったり、絶対にドイツに住みたいという思いがなければ難しそうですが。
私も、いろんな壁を越えていくモチベーションがドイツの気候によって奪われています(笑)。こちらへ来てから頭皮がカチコチになってしまい、冬は憂鬱な日が多く、肌は粉がふくほど乾燥するようになりました。本当にこれがとてもツラいです…。生活する場所の気候が、これほどまでに精神面・体調面に影響を及ぼすとは知りませんでした。
「完璧な国」なんて都合のいい場所はなかなかないですが、合う・合わない国はありますよね。ろっぽさんが、サッと判断してドイツを見限って出て行かれたのは良い判断だなと思います。合わない場所にいる必要ないですもん。
私はまだここにいる理由が残っているのでまだいますが、なくなったら出ていくかもしれません(笑)。
初めまして。去年から9ヶ月の一人旅を終えて、ベルリンにてワーホリの準備をしている者です。 旅で出来た一つの目標、「ドイツ語のレベルアップ、臆さず色んな人と喋る!」と意気込んで来たのに、いま泊まらせてもらっている友人のWG仲間の人達を、いざ前にすると小声であまり会話を続けられない自分にしょぼんとしてしまっていました。自分みたいな状態(職無しで飛び込み)な人間も回りに居ないので、少し孤独感がありました。 でも、勿論自分はかなり恵まれているし、誰に頼まれたわけでもない事に進んでいるわけなんで、楽しむしかないですよね!
長々すみません。こちらの記事と、その前に住民登録の記事でかなり参考にさせて頂きましたので、お礼も兼ねてコメントさせて頂きました。
YONYONさん
コメントありがとうございます!
そうなんですよね、お気持ちとてもよくわかります。あまり話せなくて落ち込んだり、自分だけがうまくいってないような気持ちや異質な存在のような気持ちになったり…。でも少しずつトライを続けていけば成長するし、気づけば居心地のいい居場所もできてると思います。それに、9ヶ月の一人旅なんてすごいです!旅でも毎日が平坦じゃなくてきっと色々ありましたよね。それを乗り越えたYONYONさんだから絶対に大丈夫だと思います!
素敵なワーホリにしましょうね♪
こんにちは。
わかる、わかる〜と一緒に涙しながら読ませていただきました。
場所によって日本人が違いますよね。
私はドイツから少し下のマカロンが有名な国にいるのですが、ここは意地悪で高飛車な日本人が多く、日本人同士の詐欺(特に不動産)なども多く、悲しい気持ちになっています。
私も言葉ができず、周りに理解してくれる人もおらず・・・
こちらの人って言葉が通じないと眉間にシワを寄せて『は?!』って顔しますよね、それがいちいち堪えます><
毎日もう日本へ帰ろうかなと思いながら過ごしております。
和食を作って日本のテレビを見て、日本に浸りながら、帰国後の賃貸物件を探したり・・
いつまでいるか分かりませんが、もう少し前向きに楽しめるようになりたいです。
ぱんださん
コメントありがとうございます!!(お名前の件、こちらで編集できたので、貴重なコメントはそのまま載せさせていただいてもよろしいでしょうか??)
いますね、意地悪な在外日本人や日本人をカモにする日本人……。また、マウンティングが激しかったりと、心が疲弊してしまうことあります(涙)
そして現地の人の直接的な表現にグサッとくること、私もよくあります〜!
そうそう、日本へ帰るのもいいですよね。やっぱりご飯も生活も、母国が恋しくなります。ツラい気持ちのときなんかは余計に。私も最近また落ち込むことがあって、日本帰国計画立てていました(笑)
頑張れるときには頑張って、落ち込んでしまうときは立ち止まって、そんな感じでマイペースに乗り越えていきましょう^^
初めまして!
ペット連れ旅行で検索してたどり着きました。
一字一句うんうん(涙目)と共感させて頂きました。
SOYさん、第三国にお住まいだなんて尊敬です。
ドイツより北の国に住んでおりますが丸三年を過ぎました。
豆腐メンタルの関西人というところまで共通点がいっぱいです。
私の場合は過去に同じ国に留学していたので分かったつもりでいたんですね。
でも留学生は一時滞在者のお客様であり、若かったので見えていない部分も多かったと思います。ちょっと住むのと腰を据えて生活するのとでは違うなあと。
ぱんださんのコメントで「は?!」という顔の反応、私の住む国では「ちっ!」と舌打ちするんですよ。
イラっとした場合のジェスチャーで会話だけでなく色んな時にですが。
こういうのも慣れたとはいえ生理的にしんどいです。
差別に関しては教養のない人(はっきり書いてすみません)こそ態度に出しますね。
語学コースが上のクラスになるたびにやりやすくなって意味不明に軽視されることはなくなり、少し抜け出せた気がします。
街の中で出会う人たちが感じが悪くてもそれは私達の人生にとってモブキャラなんで忘れましょう。
(と、自分にも言い聞かせています)
私はつい先週、お菓子を作って振る舞う機会があり夫とその家族は喜んでくれたのですが
決して口にしない人、一口で吐き出した人もいました。
チョコレート系のものでありきたりなお菓子のはずなのに。
マナーが悪いだけ?人種差別?不味かった?口に合わないにしてもその態度って、とオタオタしたのですが、”モブキャラ、モブキャラ”と心で唱えました。
”この世は幻想”すごく癒されました。本当そうだわ、と痛感中です。
SOYさんありがとうございます。
もうすぐ私も帰国(犬連れで)するのでそれだけが楽しみ!笑
長々と失礼しました。
りすねこさん
コメントありがとうございます!
そうですね、旅行と中長期間の滞在も大きな違いがありますが、一時滞在と長期居住も違いますよね。期限がないとなるとなおさらです。
ひぇ〜っ(+_+)舌打ちなんて私だったら毎回落ち込みそう…。りすねこさんの、街中の人は私たちの人生にとってモブキャラ、というのは本当にその通りだと思います。まず自分を大切にして、家族・友人の順番に大事に、幸せにしていく。正直、それだけでもう充分ですよね。モブキャラに気分や感情を左右されているヒマなんてありません!
手作りのお菓子だって、お料理だって、大切な家族が喜んでくれたらそれで100点です!モブキャラはただの背景でしかないので…。
りすねこさん、こちらこそ素敵なコメント、そして貴重な体験談を残していただいてありがとうございます。このページを見て、いろんな在外日本人の方が励まされているといいな♪
犬連れ帰国、うらやましいです!!そりゃもう楽しみですよねー♡お気をつけていってらっしゃいませ!!
はじめまして、ブログ読ませていただきました。私は日本人から見たら英語がペラペラな方で、イギリスで仕事をしているのですが、それでも孤独で仕方がないです。なんでこんなに友達がいないんだろうってくらい友達がいません。でも悔しいからまだ帰国する気にはなれず、イギリスで活躍してから帰る、と思っています。なんだか自分の話ばかりになってしまいましたが、Soyさんの目標が高いところに惹かれて思わずコメントしてしまいました。一緒に頑張りましょう。
ぼたんさん
コメントありがとうございます!
大人になってから友達を作るって、日本でも海外でもけっこう大変ですよね。わたしの場合は、合う・合わないの観点で他人を評価しすぎているなと思っています。もう少し、オープンに、みんな違って面白いな〜と思える心の余裕ができればうまくいくのかな〜なんて、最近は考えています。
ぼたんさん、カッコイイです!わたしの現在の目標は実は少し変わりつつあるのですが、わたしもそこに向かって邁進しています。
はい、一緒に頑張りましょ〜〜!!
初めまして‼私もイタリア人との国際結婚で、現在はスイスのドイツ語圏に住んでいます。この記事を読んで本当に自分の語学力の無さ、無意識の差別など、心がズーンとなる事が多くて共感してしまいました。道歩いてるだけでドイツ語でいきなり罵倒されて唾吐き捨てられたり、ここはスイスだからドイツ語で質問しろとか、アラブ系の人から見下されたり…。私が生きてるだけで迷惑みたいで悲しくなります。
スイスは国際的な都市と言われていますが、ドイツ語話せない人は相手にもされませんし、なんで勉強しないの?は日常茶飯事…この前は空港のスタッフからも言われました(笑)語学学校1週間32万円なんて高くてそんなに長く行けませんし…
主人の家族とはイタリア語、友達とは英語、主人とは日本語と英語(これはラッキー)、外ではドイツ語。
なかなか全ての言語を満足に話せてない自分にイライラします。愚痴になってしまいましたが、海外に散らばり、たくましく生きている人のお話しに励まされました‼この経験から日本に住んでいる外国人の人達に優しくしようと思える良いきっかけになったので、この経験も悪くなかったのかな⁉と思いたいです(笑)
これからも、お互い外国で頑張りしょう❣
ゆんさん
コメントありがとうございます!!
道歩いてるだけでそんなことが……。本当に、教養もなにもない人間が多すぎます。どうしてそんなに悪意のこもった振る舞いができるのでしょうか。とても悲しいです。また、スイスは物価が高いときいていましたが、語学学校1週間でその値段は驚きです…。もっと気軽に学ばせてほしいですね。
でも、そんなことがあっても前向きに「この経験も悪くなかったのかな」と思えるゆんさんは強く偉大です!!しかも、ご主人のご家族とはイタリア語でお話されるんですね!素晴らしいです!私なんてイタリア語は後回しでまだ全然手をつけていません
私もここのコメント欄にいろんなお話を残してくださるみなさんには、とても励まされてます。ゆんさんもありがとうございました!
みんなでファイトだ〜!
すいません、ブログ面白くてこちらにもコメントさせていただきました。
コメント欄も目を通させていただいて、やっぱり皆さん色々経験されてるんですね。
このテーマでも、うんうん、ほんとにそのとおりと共感しながら読みました。
こういってしまうと、これも偏見といわれるかもしれませんが、実は外国人に対する無知、差別、偏見は、ブランデンブルク州に出たとたんに増えます。(いわゆる旧東ですね)
私は友人とふたりで電車に乗ろうとしたときODEG の運転手直々に、屁理屈でまくしたてられ乗車拒否されたことがあります。
もちろん、抗議のメール、公式サイトへメッセージをしましたが、メールは無視、メッセージ(確か夫がフェイスブックページへ投稿してくれました)は消去されていて、マトモにとりあってはくれませんでした。
他にも、アメリカから来た黒人の知り合いが就職したのですが、彼の同僚が「もうそろそろ暗くなるから、気をつけろよ、誰もお前が見えなくなるからなーハハハ」という信じられないジョークをとばしたり、残念ながら旧時代のまま意識が止まってしまっている人は多いです。(彼はその後耐えかねて職場をやめました)
問題なのは、それがまだ「ジョークになる」と思っていることだと思います。
特にアジア人は少し前問題になったHornbachのCMにもあるように、まだまだ偏見の対象です。
ただおっしゃられるように、アジア人同士、特に日本人のなかでのマウンティングの激しさで疲弊してしまうのは、ほんとにそのとおり(笑)
ほかの日本人を見下しているアグレッシブさのすぎる方々も多い・・・。
この場で書くのもどうかとは思いますが、ベルリンには「自称アーティスト」が多すぎる気が(笑)
そういうシーンと結構付き合って来た私は、「芸術」を語るより、きちんと自己分析できて、自分の生活がちゃんとできて、日本で社会人として働いてきて物事をちゃんと客観的に冷静に見れる視点のあるSoyさんの方が、貴重な存在だと思います。
お互い色々めげずに頑張りましょう!
だいこんおろしさん!
こちらにも!読んでいただき、コメントも残していただき、本当にありがとうございます!!
みなさんの経験談、貴重ですよね〜!だいこんおろしさんのお話・ご意見もとても貴重で、「そんなこともあるんだ〜。あ、わかるわかる」と読ませていただきました。
こちらにいると、アジア人の存在価値ってすごく小さなものに感じます。扱いも雑!いないものとして扱われることもしばしば。
これまでは、海外とくに白人社会で生きていくのならある程度は仕方ないと思っていました。だけど、だいこんおろしさんのようにきちんと抗議すること、HornbachのCM問題でもあったように、きちんとNoと言うことが大切だと今は思います。抗議が無視されても、問題として提起し続けることでしか差別はなくなりませんもんね。
わぁ〜!!貴重な存在だなんて!!たくさんお褒めいただきありがとうございます!!たしかにある意味、普通の社会人経験がある日本人って少ないかもしれませんね(笑)
そうですね!!嫌なこともムカツクことも全部吹っ飛ばして行きましょう♪
こんにちは。
先日『私も犬連れでドイツへ行きます』とインスタをフォローさせていただいた者です!
海外生活は、もちろん楽しいことも沢山ありますが、経験した人じゃないと分からないストレスもありますよね。
私は主人の仕事の関係で、国内も海外も含めて引っ越しが10回以上になります。
同じ県内や近場での引越しでももちろん大変なのですが、見知らぬ土地への引っ越しは人間関係など全て新しく築いては別れ、自分の仕事も見つけては転勤で辞め、の繰り返しで、たまにもう自分には何もないのだと、全てが嫌で嫌で泣き出したくなる時があります。
どこで暮らしたって、良いことも悪いことも起きるし、嫌な人もいれば優しい人だっている。引越しで良いご縁に恵まれたことだってある。
そう分かっていても、色々とままならない海外で、自分がマイノリティの立場だからこそワーーーっと色んな気持ちが押し寄せる時がありますよね。
そういう時は、泣いてもいいのだと思います。頑張っているからこそストレスが溜まるのだし、たまにガス抜きをしないと、本当に爆発してしまいますものね。
モヤモヤを吐き出したら、スッキリしてまた頑張ろうって不思議と思えるようになりますし。
私がドイツへ行くのはまだ先ですが、いつか爆発しそうになったらまたこちらの記事や皆様のコメントを読み返したいなと思いました。
ちなみに、私も豆腐メンタルの関西人です笑
cocos_ctkさん
コメントありがとうございます!
あの黒プーのcocoちゃんですね!?わぁ〜嬉しいです!!
たくさんお引越しされているんですね!いやもう大変だと思います…。すごいです…。今の世の中、ネットで簡単につながれるようになって、いくらかマシになったかもしれませんが、やはり実際に会える人との繋がりや関係がなくなってしまうのは辛いところですね。
そうですね、頭ではわかっていたって、感情がついていけないことはあります。そんなときは感情を優先してあげても良いですよね!たまに落ち込むと、また気持ちが振り出しに戻っちゃった〜なんて思うこともありますが、色んなことを乗り越えた上での落ち込みなので、少しずつ成長はしていると思います。
豆腐メンタルの関西人同士(笑)、頑張りましょ〜!またいつでも読みにきてください♪私もここのみなさんのコメントにはとても励まされてます。cocos_ctkさんもありがとうございました♪
初めまして。長文コメント失礼します!記事を投稿されてからもう1年以上が経っているのでコメントしようか迷いましたが、やはり書いておこうと思いました。
Soyさんの経験もコメント欄のみなさんのお話も心に突き刺さるようで、他人の話とはとても思えなかったです!!
まず何より、日本人のアグレッシブさ!とてもよく分かります。私はドイツ南西のスイスとフランスの国境に近い地域に住んでいますが、こちらでも日本人のマウンティングは日々繰り広げられています笑 ドイツに来てまでやたらと日本の出身大学の名前に拘ったり(話し始めが「東大卒なんで」とか。だから何?って思ってしまう。)、相手のドイツ語レベルを聞き出したり、それくらいならまだいい方です。挙句の果てにはドイツ人と付き合ったことがあるかどうかで人を判断するし、ドイツ人と結婚している自分はすごいでしょー!と皮膚から染み出るほどの嫌味を言う人がうじゃうじゃいます。
私は未婚で日本人のパートナーと一緒に住んでいます(ドイツ人と結婚していないというのがマウンティングポイントのようです)。お互いこちらの大学に所属しているのですが、それぞれの学部名や将来の夢を語ったときの反応はSoyさんが書かれている通りです。でもそうやって馬鹿にする人たちは大学に所属したことはおろか同じ夢を持ったこともない人たちなんです。だから余計に悲しくなるんですよね、どうして挑戦したこともないのにまるで不可能かのように言うんだろうって。
そしてもう一つ、差別に関してですが、私はこちらへ来てみて、思っていたよりも差別がないことに驚いています。Soyさんのおっしゃる、潜在意識の中にアジア人を一番低く見てる部分があるという表現はよく分かります。電車内で日本語で電話してると振り返ってこちらを見てくる人とかいますよね(そういう態度の人たちに出会ったら、言葉の話せない野蛮な動物だと思うようにしなさいとドイツ人から言われたことがあります笑 なんだか動物に悪い表現ではありますが、辛い時にはかなり効果的なのでぜひ使ってみてください!)。
それでもむしろドイツ(少なくとも私が住んでいる地域に関して)は進んでるなあと感じることの方が多いように思います。なので、というか、これはかなり個人的な意見かもしれませんが、正直日本にいた時にされてきたセクハラ・パワハラ(女ならスカート履けとか)の方が傷が深いです。
あの時の悪夢を思い出すだけでこちらでの苦労などなんのそのと思えます。言い方を変えると、それがあるからこそ今も頑張れるんだと思います。「日本の働き方ではろくに家庭も築けなかっただろうな」とか辛い時こそ日本のいいところではなく、ドイツに来るに至った理由、日本にいたらできなかっただろうことを想像するようにしています。
最後にもう一つ人から頂いた言葉でとても気に入っているものがあるので書いておきます。それは、「辛い体験をした分だけ、人は優しくなれる」です。
今私たちが辛くて悲しくて逃げたくなるほど追い詰められるような経験をしているのはきっと、いつか誰かに優しくなれるための修行なのだと思います。
だからお互いめげずに頑張りましょう!!!!!!
たんぽぽさん!
コメントありがとうございます!!長くて嬉しいです!(笑)
たんぽぽさんのお話を聞く限り、日本人マウンティングはこちらベルリンではだいぶマシだということがわかりました(笑)多分、日本人でも違うタイプなんでしょうね。こちらでは、自分の力でアーティスト・フリーランスとして活動している方が上という雰囲気があります(私の個人的な感じ方です)。
結婚してこちらにいると話すと「そうなんだ〜(なんだつまんね)」みたいな感じです(笑)アーティストやフリーランス同士だとそこから話が広がりますが、配偶者ビザだと、私が何に興味を持っていてどんな仕事をしているかなどを聞いてくる人はいません。聞き役に徹してます(笑)
なので、現地の大学に通われているたんぽぽさんは尊敬の対象ですよ!何かに挑戦している人をバカにするのって、だいたい何も挑戦したことがない人なんですよね、おもしろいことに。挑戦すればするほど、バカにできることじゃないってわかるから。それにしても、場所によってマウンティングの対象が変わるのは少し興味深いですね。
差別に関しては、私も日本の女性軽視社会や年齢で上下が決まるところなどにはかなりうんざりしていました。恐ろしいのは、こういった違和感には日本にいると気付きにくい点ですね。私の場合は、外から見てやっと日本の異常性に気付きました。こんな発言は「海外かぶれ」と言われそうですが(笑)。
たんぽぽさんのおっしゃる通り、辛いことは自分がもっと人に優しくなれるための修行だと思うとなんだかやりがい(?)さえ感じてきますね!
これからも自分の道を邁進しましょ!!
最後に、貴重なコメント本当にありがとうございました。またいつか誰かがたんぽぽさんのコメントに励まされることがあると思います♪