ベルリンで怒涛の引っ越し!ドイツはどこまで私を鍛えるつもりなのか

引っ越し

こんにちは。最近、やっとの思いで引っ越しを終えたSoyです。

ベルリンは、家探しがものすごく大変であるとよく聞きます。人口流入の勢いに比べて、部屋の数が追いついていない状態で、競争率が高いからですね。

そのため、完全なる売り手市場。ひとたび空き家情報を広告に出すと、50〜100の問い合わせがが送られてくるなんて日常茶飯事だそうです。

この5年間で家賃も倍近く膨れ上がっているらしく、「首都なのに物価が安いベルリン」とはもう言えなくなってきている気がします。たしかに2年前に来たときと比べても、家賃の水準がひとつ上がっていると思うので、これからいつまで上がっていくのか末恐ろしいですね(。•́ω•̀。)

さて、そんな家探し激戦区ベルリンでの私の引っ越し戦歴を綴りたいと思います。トラブルもいくつかありましたので、そちらもご紹介します。今回の引っ越しを含めて、2年2ヶ月の間に計5回引っ越しました(笑)。よく頑張ったなぁ〜……。

ワーホリスタート!空港からホステルへ移動

オーストラリアでもそうでしたが、到着してから10日間ほどはホステルのドミトリーに泊まって、そこからネットで部屋探しをしました。

ベルリンで私が宿泊したホステルは、ノイケルンとクロイツベルクの間に位置するTHE CAT´S PAJAMAS HOSTELです。8人の女性部屋だったのですが、とても清潔な部屋でスタッフもフレンドリー、しかも安かったのでおすすめできます。1階にはオシャレなカフェがあって、無料で紅茶が飲めるのも良かったですね♪コーヒーもあったかな?

the cat's pajamas hotel

テーゲル空港からAlexanderplatz行きのバスに乗って、AlexanderplatzからU8でHermannplatzまで行きました。当時は知らなかったのですが、この地域は若者にとても人気なんですよね。

Hermannplatz駅周辺は混沌としていて、壁の落書き(アート?)や身なりの汚い人の多さ、お世辞にも綺麗とは言えない街並み。実は私、到着して1日でベルリンが嫌いになってしまいました(笑)。

この地域は、ベルリナーやベルリンのカルチャーを全く知らないベルリン初心者には、少々難易度が高いエリアではないかと思います。

ホステル基本情報

The Cat’s Pajamas Hostel
TEL : +49 30 61620534
住所:Urbanstraße 84

引っ越し①ホステルから家主留守番WGへ!えっ臭い!

ホステルからWG-gesuchtを使って毎日部屋探しをしていたのですが、まったく返事がこなくて見学にも行けない状態でした。噂通りの競争率におののく日々が続くことに…。

少しでも節約したかったのでホステルの延長はせず、短期のWGも視野に入れ始めることにしました。

そうこうするうちに、運良くMixbで見つけた短期2週間のWGに移動することが決まったのですが、ここが最悪でした。

Soy

くっさ!

そう、臭かったんです。見学に行ったときは、窓が全開だったから?それとも焦っていたからでしょうか。気づかなかったのです。

3部屋のWGで、ドイツ人女性(学生)と、ドイツ人とアジア人のカップル+子供という同居人でした。私の部屋は、日本人男性の部屋の間借りだったのですが、2週間旅行へ行く間のお留守番WGという条件でお借りしました。

そのため、もちろん住民登録は不可です。

このWGに滞在している間に、なんとしてでも長期のWGを見つけなければなりません。

というか、臭すぎて早く出て行きたい!という気持ちでいっぱいでした(笑)。
どんな臭いかというと、男性特有の体臭?頭皮の臭いや1週間着続けたパジャマの臭いのような感じです。それが、ベッドとかではなく部屋に充満している……。

初WGの基本情報

・臭い
・Hermannplatz駅前
・2週間150ユーロ、デポジット100ユーロ
・お留守番の仮宿、住民登録不可
・6階(エレベターなし)
・検索サイト:MixB

引っ越し②家が見つかった!焦りすぎてとんでもなく汚いWGへ

くさいよ〜つらいよ〜と嘆きながら部屋探しを続けました。

当時、日独コミュニティを通して知り合ったドイツ人の知人に家探しのことを話しました。すると、

Kera

とりあえず条件を見ずにメールを送りまくれ!残念だけど、選べる立場じゃないからね

とダメ出しを受けることに。

え〜!でも悪条件の部屋なら、結果的にまた探すはめになるじゃーん

Soy

Kera

いや、ベルリンの部屋探しの難しさ、なめたらいかんよ

というわけで、しぶしぶ納得した私は、帰って早速適当に20件くらいメールを送ってみることにしました。

すると、2通返信がありました。ひとつは、8㎡くらいの小さな部屋に家具なし250ユーロ/月で、男性との2人WGです。そしてもうひとつは、10㎡くらいのこれまた小さな部屋ですが家具あり345ユーロ/月でまたしても男性との2人WGです。

Soy

んー、男性とのWGか……。

実はずっと外したくない条件として「女性とのWG」を入れていました。その結果、まったく返信のこない日々が続いていたのですが、男性とのWGを視野に入れた途端に道が拓けたのです。

これはもう、選んでいる場合ではない!見学の予約をしよう!

ベッドやワードローブなどの必要家具を買ったとしても、長期的に見れば250ユーロの方がきっと安くなりますね。でも長期で滞在する予定もまだわからなかったので、先に見学が決まった345ユーロのWGに住むことにしました。

ところが、これがまためっちゃ汚いWGでした。見学のときは、早く臭い部屋から抜け出したい一心で気持ちが焦ってきちんと見れていなかったのです。また、私は東南アジアの汚いドミトリーに宿泊したことがあるので、汚さの許容範囲が広いというのもあるかもしれません。今思えばゾッとするようなWGでした。

汚い部屋ポイント
・床が剥がれまくっている
床がはがれているWG・ベッドの枠組みが歪んでいる
・マットレスにタバコの消し跡(普段はシーツをしていて気づかない)
・トイレの洗浄ボタンが壊れている(タンクの中のレバーを直接手押し)
・トイレとキッチンに窓がない

しばらくは、帰る場所があるという安心感と、部屋探しをしなくて良い開放感があったので、それほどストレスを感じることもありませんでした。しかし、このWGもわずか3ヶ月で去ることになります……。

原因は大家です。

大家は、自称ドイツ人のおじさんでいつもヨレヨレのスーツに身を包み、胡散臭い笑顔を振りまく人でした。

このWGは、契約書なしの違法賃貸だったのですが、親切な同居人が住民登録ができるように書類を揃えてくれたので、無事に住民登録はできました。

大家は毎月15日になると、家賃を回収しにWGに訪れました。同居人がいるときは一切タッチなしなのですが、いないときは握手を求めてきてそのまま手を撫で回しながら「グッドグッド〜」と言ってお金をむしり取っていきます(笑)。

契約書なしなので、もちろん領収書もなしです。部屋が見つかった安堵感が薄れてきたころ、冷静に「違法賃貸の片棒をかついでるなぁ」という思いが強くなっていきました。

汚いし大家はキモいし、立地の割に決して安い家賃ではない。そもそも違法なので長くいるべきではない。

次の部屋を求めるには、十分すぎる理由が揃っていたのでした。

敷金返金トラブル

敷金は、通常であれば退去日に問題がないと認められるとその日に全額返金がされますよね。(後払いの電気代などがある場合は別)

しかし、なんといっても違法賃貸ですから、そんな簡単に敷金は返金されません。

大家は、「次の入居者を探してその人から敷金を返してもらってね」と言いやがったのです。

しかし、そんな契約は結んでいないので、今すぐ返して欲しいところです。。(でも返金するとの契約も確かに結んでいない…)

その後もしばらくは、のらりくらりとかわされ、3週間ほど経ってしまいました。

結局は同居人の協力のもと、同居人の家賃を私に横流しするという方法で敷金を回収しました。でも、こういったトラブルは面倒ですよね。みなさんは、必ず契約書のある家を見つけるようにしてください。

 

違法WG基本情報
・違法賃貸
・Bゾーンで駅から徒歩15分
・スーパーやドラッグストアは徒歩5分圏内
・自然が多いエリア
・小さな部屋に剥がれた床、故障しているトイレの洗浄ボタン、歪んだベッド
・345ユーロ/月
・検索サイト:WG-gesucht(英語でメール)

引っ越し③我が城!安くて綺麗で広い完璧なWGへ

ドイツについてから苦節4ヶ月…今度は落ち着いてきちんと条件を定めて部屋探しをしました。

すると、かなり好条件のお部屋から返信を受け取ったのです。

・ドイツ人女性60歳の大家さんとのWG

・25㎡で330ユーロ/月

条件が良すぎて、ドキドキしながら見学へ向かいました。

大家さんによると、私の前にも中国人やフィリピン人などのアジア人女性を受け入れていて、「アジア人女性は清潔で優しいから返信をした」とのことでした。

ありがとうVormieter(前の住人)!!

私もその期待を裏切ることのないよう、そしてアジア人女性がまたこのWGで受け入れられるように、「清潔で優しい女性」を演じることにしました。

このWGは、居心地の良さを提供しようと努力してくれる大家さんに、文句なしの清潔さと広さで本当にパーフェクトでした。できればずっと住んでいたいと思うほど。

結局こちらには残りのワーホリビザ全期間お世話になりました。私のあとにはまた、中国人女性が住んでいるようです。

素敵WG基本情報
・Bゾーンで駅から徒歩2分
・ドイツ人の多い住宅街
・25㎡ 330ユーロ/月
・フローリング
・清潔、静か
・検索サイト:WG-gesucht(下手なドイツ語と英語訳でメール)

引っ越し④またしてもWG生活…夫婦でベルリンの端っこへ

ワーホリのあとは、結婚して再びベルリンへ戻ってきました。

今度は夫婦で住める家探しです。

当初、2人で賃貸できるアパートを探していました。しかし、あまり時間がなかったために、賃貸アパートを見つけることは結局できませんでした。

夫はイタリア人で、私は日本人。互いにドイツの不動産情報についての知識が皆無です。

まず、キッチンが持ち込み式であることも知りませんでしたし、前の住民から家具を買うという条件をのまなければ、物件を紹介してもらえない場合があることも初めて知りました。

趣味の悪い家具家電に2500ユーロの支払いを求められたこともあります。

いや〜…自分で買いたい。

そんなこんなでアパートは見つからず、WGも視野に入れることにして夫に丸投げしました。(探すのが嫌になりました・笑)

私のワーホリビザが切れて一時帰国している間に、夫はひとつのWGを見つけ、そこに1年間住むことになりました。

なんと、16㎡に700ユーロです。高すぎる……。しかもCに近いBゾーンですよ。光熱費込みですが、大家さんに足元見られまくりです。

大家さんは、静かでとても良い人なのですが、お金に対してとてもシビアなところが「恐ろしい人!」と思っていました。

住み心地に関しては、大家さんはほとんど家にいないので、キッチンもバスルームも使いたいときに使える状況が多く、WGでもあまり不自由さはありませんでした。

ただ、私たちに与えられたスペースは1部屋のみ。夫と喧嘩した日や、1人になりたいときなどはかなり窮屈な思いをしました。夫婦でWGは、やはりちょっと厳しいですね。

窮屈なWG基本情報
・限りなくCに近いBゾーン 1部屋16㎡ 700ユーロ
・地下の物置込み
・大家さんが消耗品を買ってくれる
・徒歩3分でバス停
・近くにショッピング街、パークなど休日を楽しめる立地

引っ越し⑤やっとの思いで念願の賃貸アパートへ

夫婦でのWGは1年契約でした。もうこれ以上WGで窮屈な思いはしたくない!と、契約更新せずにアパートを探すことに。

賃貸アパートをどのように見つけたか、また日本と異なる賃貸アパート事情については、こちらの記事で詳しく解説しています。

引っ越し ドイツ・ベルリンで賃貸物件を見つける!戦略と運で勝負

私たちは、とある不動産会社のホームページにたどり着き、そこに掲載されていたアパートに住めることになりました。

ベルリン生活も3年目にして、やっと自分たちの城を手に入れることができたのです!

し・か・し

2人だけの城♪駅近♪治安良し♪ときても、そうは問屋が卸さないのがベルリンです。

There is always a catch.

そう、そこにはいつも罠があるのです。

なんと、リノベーションしたてのこのアパートには「床」がなかったのです。

(現在DIY中です)

床DIY

床DIY2

今後ベルリンでの部屋探しはどうなっていくのか

今回は、完全に賃貸アパートに絞って引っ越し先を探していたので、WGの情報はあまり拾っていませんでした。でも、チラッとMixBやWG-gesuchtを覗いてみただけでも、家賃が2年前に比べてグンと上がっているのが目に見えてわかりました。

2年前は、200ユーロ代のWGがまだちらほら残っていましたし、多くは300〜350ユーロだったと思います。しかし、今見てみると基本的に400ユーロ前後が多いですね。アルバイトの最低時給も少しずつ上がってはいますが、このままでは学生にとって住みにくい街になってしまうのではないかと危惧します。

このまま家賃が上がり続けると、低所得層は他の市へ流れていくのでしょうか。今後のベルリンがどうなるのか気になるところです。

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