ベルリンで住民登録を4回してみてわかったこと

Rathaus Neukölln

こんにちは、Soyです。

先日のブログでは、ベルリンに来てから約2年の間に5回もの引っ越しを経験したお話をしました。

引っ越し ベルリンで怒涛の引っ越し!ドイツはどこまで私を鍛えるつもりなのか

ドイツに住む場合は、引っ越しのたびに住民登録をしなければならないわけですが、私はといいますと、律儀にも毎回きっちりと住民登録をしてきたんですね。

今回は、ベルリンで4回の住民登録を経て気づいたこと、わかったことなどをシェアしたいと思います(๑´ڡ`๑)

ドイツにワーホリで来た方、ビザを取得しに来た方など、基本的に住民登録が必須となりますので、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。

注:情報は記事更新日時点のものです。

14日以内に住民登録せよ!のホントのところ

よく、住民登録は14日以内にしなければいけないという情報を目にします。正しくは、「入居してから14日以内」ですが、これは事実です。

しかし、例外があります。

・ドイツでの滞在期間が2ヶ月以内
・ドイツ国内で住民登録済みで、引っ越し先の住所に6ヶ月以上滞在しない

この場合は、引越しや新たに住居が決まったとしても住民登録をする必要はありません。

また家探しのむずかしいベルリンでは、短期でしか入居できない家に住んでいるために住民登録自体ができないこともよくあります。この場合もあまり慌てる必要はないようなんですね。あくまでも「入居してから14日以内」なので、ドイツに入国してから14日以内ではないということでしょう。

実際に私も、ドイツに到着してから住民登録をするまでに20日ほど経っていました。

役所で住民登録をするときも、パスポートの入国日を見られることはなく、必要書類に記入済みの「入居日」を登録されます。

もちろん、住民登録をしないと仕事を始められないなどの弊害があるので早いに越したことはありませんが、家がなかなか見つからない場合は仕方ないと思って14日以内ルールに縛られなくてもいいのではないかと思います。

ただし、入居先が決まったら、その日から14日以内には必ず住民登録しましょう!

住民登録なしだと不便?のホントのところ

これもまたよく耳にする話ですが、住民登録をしないと銀行口座を開けない、携帯電話を契約できない、といったものですね。

これはどうなんでしょうか。

住民登録なしで銀行口座開設

たしかに、ドイツ銀行やSparkasseなどの窓口で口座開設をするタイプの銀行だけでなく、comdirectやDKBなどのネットバンクでも、口座開設の際には住民票が必要です。

しかし、N26では住民票は必要ありません。

N26といえば、日本人の間でもすでに浸透率が高く、今一番人気のネットバンクだと思います。ワーホリ組も、最近ではほぼみんなこちらを利用しているようですね。

もちろん私も使っていて、口座開設および本人認証に住民票の提示は求められませんでした。(実は、「たった8分で開設できる簡単な銀行口座」として有名なN26ですが、私は2度失敗して3度目の正直でやっと口座開設できました(笑)。そのときのお話はまた後日……。)

N26で口座開設をすると、2週間以内にマスターカードが送られて来ます。つまり、2週間滞在できる住所がある、あるいは友人が住所を貸してくれるなどの条件下であれば、住民登録なしでも銀行口座を開設することは可能なんですね。

住民登録なしで携帯番号ゲット

上記のN26で銀行口座を開設するために、住民票はいりませんが「携帯番号」は必要です。

携帯電話といえば、日本人にとっては「年間契約」が一般的だと思いますが、ドイツではそうでもありません。プリペイドSIMがかなり普及しています。

そしてこのプリペイドSIM、安くて便利なだけでなく、購入の際に住民登録が不要な場合が多いのです。

プリペイドSIMカードはスーパーのレジ近くでよく目にすると思います。それをひとつ購入して、ビデオチャットでパスポートによる本人確認ができるとめでたく開通です。

私はこれまで2回プリペイドSIMを購入しています。1度目は、O2の店頭で店員さんにいろいろと助けてもらい、2度目はNettoKomのSIMをスーパーマーケットのNettoで購入して家でビデオチャットしました。

この「本人確認」にしても、以前は必要なかったようです。2017年7月から「国際的なテロに対抗する情報交換のための法律」によって義務化されたんですね。たしかに、私の夫が2年ほど前にALDI TALKのプリペイドカードを購入したときには、本人確認はなかったと言っていました。

ちなみにNettoKomおすすめです!6.99ユーロで1.3GBのデータが4週間利用できます。ALDI TALKよりちょっとお得なんですね。スーパーのNettoご存知ですか?そこで見つけられますよ♪

住民登録なしで仕事を見つける

住民登録なしでも仕事は見つかります。

見つかりますよ。でも、働くことが決まったら住民登録は必須ですので、これはもう頑張って住民登録できる家を早急に見つけなければなりませんね。

ワーホリ組が陥りやすい罠ですが、ドイツ語や英語が話せないと仕事が見つかりにくいため、いまだに一部の日本食レストランで違法に雇われてしまっているケースがあるようです。

そのような日本食レストランは、個人識別番号(マイナンバーのようなもの)などの住民登録をしなければ発行されない書類を要求してくることはないので、住民登録なしでも働けるかもしれません。

ですが、万が一調査が入ってしまえば一巻の終わりですよ(・∀・)

ちなみに、こういった違法労働は日系レストランに限りません。ドイツにはヨーロッパ中から仕事を探しにきた立場の弱い人たちがたくさんいます。給与未払いや最低賃金以下での労働など、残念ながらよく聞く話です。

住民登録には予約必須!のホントのところ

さて、こちらで述べる「予約」の概念ですが、みなさんは役所のホームページで予約することを「予約」と認識していますか?

その場合、「予約しなければ住民登録ができない」というのはウソになります。
注:地域により差があるかと思います

この予約の概念、実はもうひとつあるんですね。それは、役所で発行される「予約票」のこと。役所へ行き、住民登録がしたいと伝えると予約票が発行されます。たしかに、この予約票は必要なんです。

予約票には、予約番号と時間が書かれています。その時間にまた役所へ出向き、待合室で予約番号が案内されるのを待つのです。

私は過去4回の住民登録で、一度もホームページ上で予約をしたことがありません。毎回、直接役所へ出向いて予約票を発行してもらい、その日のうちに住民登録を済ませてきました。

ただ、私はいつもBürgeramt Neuköllnで住民登録してきたんです。そのため、他の場所ではまたルールが異なり、ホームページ上での予約が必須の可能性もあります。

しかし、ベルリンに住んでいる場合はどの地域に住んでいようがあまり関係ありません。お近くの役所ではホームページの予約が必要で、なかなか予約が取れないということであれば、ノイケルンで登録してみてはいかがでしょうか。

Bürgeramt Neukölln

住民登録の待ち時間

では、これまでの住民登録の流れをメモしておきます。

1回目

水曜日、ネット上で「朝いちで並べ!」と書いてあったので7時くらいに役所へ。すでに30人ほどが並んでいる。始業時間の8時から予約票が発行され始める。私の予約票には10:30と書かれていたので仕方なく待つことに。このときの受付のお兄さんが超絶イケメンだった。

2回目

水曜日、朝が弱いのでまぁ今日できなくてもいいやと軽い気持ちで9時半くらいに役所へ。なんと待っている人ゼロ。そのまま20分後には住民登録完了。どういうこと!?

3回目

月曜日、前回のことがあったので余裕ぶっこいてお昼近くに役所へ。待っている人はいなかったけど、さすがにその日の分の予約票は締め切りだったので、翌日の15時で発行してもらった。翌日無事完了。

4回目

火曜日、やはり余裕こきまくって朝洗濯してから11:30くらいに役所へ。入り口に10人くらい待っていた。火曜日は11時始業だったらしい。その後、その日の17:45の予約票を発行してもらいその時間に再び戻ってきて登録完了。

住民登録ができない家は違法!のホントのところ

おそらく、長期間の滞在なのに住民登録させてくれない家は違法賃貸だと思います。そういった大家は、領収書も契約書も発行しませんね。

しかし、AirBnBのように短期で入居者を募集している場合はどうなんでしょうか。そもそもこれらは旅行者向けの宿泊業ですね。2ヶ月以内の旅行者は、住民登録をする必要がないので、これは一概に違法とはいえないのではないかと思っています。

もちろん、所得隠しとして賃貸収入を税務署に申告していない場合や、大家の許可を取らずに又貸しをしている場合は違法ですが、それはまた別の話ですね。

違法かどうかは、住民登録の有無では判断できないと思う、というお話でした。

An-(入居)、Um-(引越し)、Ab-(退去)meldung

住民登録をAnmeldung(アンメルドゥング)というのは知っていますよね。これは、ベルリンを例に挙げると、外国からベルリンに引っ越してきた人、ドイツの他都市からベルリンに引っ越してきた人がする住民登録に該当します。

では、Ummeldung(ウムメルドゥング)とは。Ummeldungは、ベルリン市内で住所が変わった人がする住民登録です。

私のように、同市内で何度も引越しをしている人はこのUmmeldungをします。ちなみに、Ummeldungには「Anmeldeformular(住民登録申請書)」は必要ありません。パスポートと、大家が発行する「Einzugsbestätigung(入居確認書)」のみで登録ができます。

Abmeldung(アブメルドゥング)は、退去する際に必要な届けですね。ドイツ国内での引っ越しでは必要なく、日本へ帰るときや海外へ引っ越すときに届け出ます。必要書類はAbmeldeformular(退去届)です。

Abmeldungに関しては、大家が届け出ることも可能です。そのためよくあるのが、Anmeldungを目的に入居したけれど、短期で退去してそのままにしていくという迷惑な住民。

Anmeldungしたらこっちのもの♪ ではないということですね。

大家さんはAbmeldungの手続きができるので、いつのまにか住民登録が抹消されてしまっている可能性があります。必ず自分ですべての手続きを行い、きちんと管理しておきましょう。

5 COMMENTS

高柳

今まで読んだドイツブログの中で最も読みやすいです!秋からドイツに渡りフリーランスビザを手に入れたいのですが、行ってビザを申請する前の短期間に住所登録できる場所が見つかるのか、、、まだまだ勉強中です。

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Soy

高柳さん
コメントありがとうございます!
お褒めのお言葉ありがとうございます。とても嬉しいです!
秋からドイツに来られるんですね。依然として家を見つけるのは容易くないようですね…ビザのために、はじめはあまり条件をつけずに手当たり次第に見学に行った方がいいかなぁと思います。ただ詐欺には気をつけてくださいね!(オーナーが現在違う国に住んでいるから鍵は郵送するなどと言って振込をさせるようです)
健闘を祈っています☆

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Ami

初めまして!コメント失礼致します。

確認させて頂きたいのですが、ドイツの別の州へ引っ越す際、元いた州の役所から退去届けをもらう必要があると聞いたのですが、ドイツ国内の引越しでは関係と言う認識で良いのでしょうか?

お手数をお掛けしますが、ご返信頂けますと嬉しいです。

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Soy

Amiさん
コメントありがとうござます。
私が調べた範囲ですと、https://service.berlin.de/dienstleistung/120335/ には、ドイツ国内の引越しでは引越し先のAnmeldungだけで良いという表現が見受けられますね。しかし、私も専門家ではありませんので、まずは役所へ直接確認を取ることをおすすめします〜!

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Ami

ご返信ありがとうございます!
初めての引越しで少し不安でして…基本的には必要ないとの事で安心しました。引越しの前に時間が取れれば、ちゃんと役所の方にも問い合わせてみようと思います。

これからもブログの方楽しみに読ませて頂きます!(*´︶`*)
ご返信、ありがとうございました。

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