金属アレルギー持ちがタトゥーを入れたけど今のところ大丈夫な話

タトゥー

こんにちは、Soyです。

私は、軽度の金属アレルギー持ちですが、体の一部にタトゥーを入れています。金属アレルギーとタトゥーの関係性は、主にタトゥーインクの問題ですね。

タトゥーを入れてからもう半年以上経ちましたが、今のところなんの支障もなく平気な状態です。もちろん、タトゥーは一生傷のようなものですから、今後何かのきっかけでかゆみが出たり炎症を起こす可能性もなくはありません。(現に、昔負った火傷の傷跡は今もたまにかゆいです…)

今回は、インクの成分や自分のアレルギー対象について詳しくご紹介します。金属アレルギーがあるけどタトゥーを入れようか悩んでいる方の参考になれば幸いです。

*タトゥー・刺青を入れることを推奨するものではありません。

Soyの金属アレルギーのレベルは……軽度かな?

はじめに軽度の金属アレルギーと言いましたが、他人と比べたことがないのでハッキリとは言えません。私の金属アレルギーの対象は、主に18K以下の金の純度が低いものが対象です。

10Kはもともとダメで、14Kは平気でした。でも最近14Kでもかゆみが出てくることが判明したので、18K以外は身につけなくなりました。

よくアレルギーの人向けにチタンピアスなどありますね。しかし、私の場合はチタンでもアレルギーが出ます。また、シルバーアクセサリーもダメです。プラチナはつけたことがないのでわかりません。結婚指輪は日本ではプラチナが主流ですが、私たち夫婦は18Kなんです。

医療用の器具に使用されているサージカルステンレスは大丈夫です。でも、時計のベルトや時計盤の裏などに使用されているステンレススチールはアレルギー対象です。

金属以外のアレルギー

実は残念ながら他にもアレルギーがあります!

アトピー

幼少期の頃は赤ら顔になるくらいのアトピー体質でした。目の周りによく症状が出ていましたね。体にももちろんあって、膿で服がくっついてしまうくらい毎日毎日掻きむしっていました。子供ながらにこれからどうなってしまうんだろうと将来が不安でした。

ところが、生理が始まる少し前くらいから徐々に症状が減っていき、高校生になるとまったくと言っていいほどなくなりました。でも、社会人になってストレスに晒されるようになると、首筋や腕に出てくるようになりました。

チョコレート

きっかけはチョコレートの暴食です。アトピー体質のある人、金属アレルギーのある人は、チョコレートアレルギーが併発しやすいとどこかで読んだことがあります。

当時、仕事のストレスで毎日大量にチョコレートを摂取していました。気づくと顔にアトピーのような症状が出始め、どんどんひどくなっていきました。この話はまた別で詳しくしようと思います。そのときの衝撃的な写真もあるので、閲覧注意で書こうかな。

タトゥーインクは何でてきてるの?主な成分をチェック

タトゥーインクの成分は主に、グリセリン、精製水、そして顔料です。グリセリンと精製水は、手作り化粧水でも用いられる成分で、薬局にも売っている身近な素材です。

タトゥーインクの成分の中で、色によって大きく異なるのが「顔料」です。よく言われているのが、赤色のインクは金属アレルギーを引き起こしやすいというもの。顔料として、酸化鉄やカドミウムが含まれているからですね。

また、近年流行のホワイトタトゥーに使用される白インクも金属アレルギーのリスクがあると聞きました。

金属アレルギーを引き起こさない黒インク

金属アレルギーの人がタトゥーを入れたい場合、一番アレルギーのリスクが低いのは黒インクだと思います。私のタトゥーも黒インクのみです。黒インクの顔料は「カーボンブラック」で、金属は入っていません。(ただし、インクメーカーによるので注意が必要です!)

カーボンブラックは、炭素です。身近なものでは、化粧品でマスカラやアイシャドウなどに使われています。皮膚刺激性はほぼ見られず、現時点ではアレルギーなどの報告も出ていないとのことです。

ただし、動物実験により、カーボンブラックは呼吸によって肺に取り入れると発がん性のリスクがあるということがわかっています。しかし、動物と人間の体のメカニズムは異なるため、ヒトに対してそのリスクがあるという充分な証拠はないようです。

どちらにせよ、体内に異物を取り入れるのがタトゥーだということはきちんと理解しておかなければなりません。

参照:カーボンブラックのナノマテリアルとしての安全性

タトゥースタジオにインクのメーカーを問い合わせよう

インターネットで口コミがすぐに広がる世の中になっているので、どこのタトゥースタジオでも衛生面などは気を使っていると思います。しかし、タトゥーアーティストや彫り師さんはアレルギーの安全を保証してくれるわけではありません。そもそも個人差のあることに首を突っ込めないですからね。

おそらく、インクの成分を聞けば教えてくれるところが大半だと思います。でも実は、タトゥーのインクメーカーはそのほとんどがインクの成分をインターネット上に公開しているんです。

そのため、インクのメーカーと色を聞いて、自分で調べることができます。

原料安全性情報シート

タトゥーインクを製造しているメーカーは、ほとんどがMSDS(Material Safe Data Sheets)を公開しています。

私がお世話になったタトゥースタジオではINTENZEというメーカーのインクを使用していました。INTENZEのTrue Blackという黒インクのMSDSを例に見てみましょう。

(スクロールして見えるかな?)

Composition/Information and ingredientsに成分が表記されています。上から、水・カーボンボラック・グリセリン・イソプロピルアルコール・ハマメリスです。

イソプロピルアルコールは、化粧品などにもよく使われている溶媒です。主に、水に溶けない顔料を溶かす役割があります。皮膚刺激性・アレルギー性はほとんどないと考えられています。

ハマメリスは、口内炎や痔など粘膜の炎症を緩和することに用いられ、スキンケア化粧品や日焼け止めなどに使用されている成分です。

C.A.S.は、化学物質を特定するための番号で、ECは欧州共同体(EC)の委員会が定めた化学物質の同定番号です。素人はあまり気にしなくてよさそうですね。

では次に、Bright Redという鮮やかな赤色のインクのMSDSを見てみましょう。

上から、ピグメントレッド・ピグメントイエロー・ピグメントオレンジ。そしてグリセリン・イソプロピルアルコールとハマメリスです。

ピグメントレッドは酸化鉄の一種です。ピグメンドイエローは別名ベンジジンエローといいます。成分は化学的な解説が必要で少しむずかしいのですが、ベンジジンは人に対して発ガン性が認められている物質だそうです。

ピグメントオレンジは別名ピラゾロンオレンジといいます。ピラゾロン系は、解熱鎮痛剤に用いられる基本骨格で、数多くのピラゾロン系の薬品が世に出回っているようです。

どの成分も、顔料として有害か無害か、アレルギー性があるのというのは調べた限りではわかりませんでした(酸化鉄は金属アレルギーの対象ですね)。でも、色によってこれだけ成分が異なるということがハッキリしました。カラータトゥーを入れるときは、このことを自覚して入れる必要があると思います。

タトゥーで金属アレルギーが出るかどうかは結局個人差

これを言ってしまうと救いがないのですが、結局は個人差があります。

黒インクのタトゥーであっても、金属ではなくカーボンブラックに対してアレルギーがあれば問題です。カーボンブラックがアレルギー性のない成分だと言われていたって、「絶対」ではありません。誰かが保証してくれるわけではないのです。

ちなみに私のタトゥーは、私にとってとても意味のあるものです。アレルギーが怖かったのですが、入れたいという気持ちが強くありました。入れるずっと前から、タトゥーでアレルギーが出た人の画像をたくさん調べ、こうなってもかまわないから入れたいという気持ちが勝ったので入れました。幸い、アレルギー症状は出ていません。しかしそうだとしても、やはり少し浅はかではあると思います。

アレルギー症状が出ると、肌が荒れることだけでなく、かゆみと一生付き合うことになるでしょう。金属に限らず、アレルギー体質の人がどうしてもタトゥーを入れたい場合は、リスクがあることを必ず念頭においてください。そしてできるだけのパッチテストなどを行い、しっかりと考え、入れるか入れないかの判断は自分で決めましょう。

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