こんにちは、Soyです。
京都の実家に帰郷したときに、伏見稲荷大社へお参りしてきました。お稲荷さんは私の大好きな神社のひとつ。だけど、伏見稲荷大社のある稲荷山を最後まで登りきったことはありませんでした。
今回は登りきれたらいいな〜、とゆるい気持ちでお参りに行ったものの、この機会を逃したら一生登頂できない気がすると思い直し、気合い一発入れ直して山頂を目指したのです。
今日より若い日はもう来ない!
これを肝に命じて、あとは前に進むのみ!
途中で出会った猫ちゃんのことや、笑い話も交えて稲荷山お山めぐりをご紹介します(◍•ᴗ•◍)
目次
稲荷山お山めぐりをしよう
地図にある千本鳥居は、伏見稲荷大社へ来たら絶対訪れるべきお約束ポイントですね。その後、四ツ辻という京都の街が見下ろせるスポットへ向かいます。そして、そこからはひたすら歩いて一ノ峰を目指しましょう。
伏見稲荷大社のお山めぐりは、ちょっと気軽に登ってみようと思ってもなかなか山頂までは行けないと思います。およそ2時間かけて山登り、山下りをするので、「よし!やったるで!」と気合いを入れて挑みましょう。涼しい季節に行くことをオススメします。
0.伏見稲荷大社への道のり
伏見稲荷大社は、JR奈良線・稲荷駅の目の前に位置します。京阪本線・伏見稲荷駅からは徒歩5分ほどです。
- 京都駅 → JR稲荷駅 140円 5分
- 大阪駅 → JR稲荷駅 840円 約45〜50分
- 大阪駅 → 京阪伏見稲荷駅 560円 約60分
1.内拝殿にてお参り
伏見稲荷大社 内拝殿
伏見稲荷大社には、外拝殿・内拝殿・本殿とあります。外拝殿は年のイベントごとに使われ、内拝殿は主に参拝客のお参りに使用されているようです。
伏見稲荷大社は、お狐さんがお米をくわえているように、五穀豊穣や商売繁盛のご利益があります。お参りの際には、仕事のことや美味しいものがたくさん食べられるようにお祈りしましょう(ちょっと違う?笑)。
内拝殿の奥には、三角屋根で朱色の美しい本殿が見えます。そちらでは神事が行われるとのこと。
2.千本鳥居で記念撮影
千本鳥居にて 女子たちの前に佇む夫
伏見稲荷大社が外国人観光客に大人気なのは、この千本鳥居があるからといっても過言ではないでしょう。よく巷で目にする写真には、人が写っていないアーティスティックなものが多いため勘違いする人もいますが、千本鳥居はけっこう背が低いです。
この鳥居の群列はここだけでなく、このあとに続くお山めぐりでもずっと参拝者たちを取り囲む形で並んでいます。山にあるのは、比較的大きな鳥居ばかりです。
3.おもかる石で願い事占い
千本鳥居を抜けると、「おもかる石」のある場所へ出ます。ふたつ並ぶ灯籠の頭の丸い石が「おもかる石」で、持ち上げられるようになっています。
おもかる石は、文字通り重くて軽い石なのですが、実はこの石を使ってちょっとした占いができるんですね。
何か願い事を念じながらこのおもかる石を持ち上げてみましょう。思っていたよりも重く感じると、その願い事が叶う日はまだ遠いということ。そして思っていたよりも軽く感じたなら、願い事が叶う日はもうすぐ、とのことです。
ちなみに、私はこのおもかる石が灯籠の頭の石だとは知らず、どこにあるんだろ〜と思っていました。何回も行ってるのに知らなかった(笑)。間の四角いものは、石の台座ではなくお賽銭箱ですからね。
3.5.人懐こい猫に癒される
神社って猫が住み付きやすい場所ではあると思うのですが、伏見稲荷大社も例外ではありません。今回は10匹以上出会いました。
とくにこの黒猫ちゃんは超人懐こくて、私の膝の上で暖を取り始めました。犬しか飼ったことがないので、猫のしなやかさには毎度驚きます。足音とかないですよね。柔らかいし……液体の一種?
このあとも、ところどころで猫ちゃんに出会いました。私たちの前を歩いて案内してくれる猫ちゃんもいましたよ(๑*o*๑)
4.四ツ辻でひと休み
京都の街を眼下にのぞむ四ツ辻には、ベンチがいくつかあります。ここはリタイアする人が多いスポットでもあるので、ベンチでちょっとひと休みして英気を養いましょう。
この辺りまで来ると、自動販売機の飲み物も少し値段が高くなっています(笑)。みんなが飲み物を欲するとわかっているんですね〜。
5.右か左か!?山頂を目指す
四ツ辻からは、ルートがふたつに分かれています。右から行った方がおそらく簡単は簡単です。一本の道になっているので。
左から行くと、分かれ道に遭遇します。ただ、私たちは左から行って良かったと思いました。なぜなら、なんとなく楽だったからです。
写真を見てもわかる通り、左は下り、右は登りで始まるんですね。つまり、左から行って右の通路から戻れば、下って行って下って戻って来れます。逆に右から行って左の通路から戻れば、登って行って登って戻って来るはめになるのです。
どちらから行っても同じ高さまで登り、同じところまで下って来るはずなので、最終的には同じはず?だと思いますが、気分的に左から行く方が楽だと感じました。
お好みで選びましょ〜。
5.5.薬力社で健康祈願
薬力社 左手に参拝所、右手にお守りやグッズのお店
左から行くと、山頂の手前あたりにある「薬力社(やくりきしゃ)」さんにお参りできます。ここは薬力大神をまつる、健康祈願の社(やしろ)です。
ちょうど、夫の母が手術・入院をしていた時期だったため、義母の回復祈願と、私たち家族みんなの健康をお祈りしてきました。
薬力社オリジナルのポストカードを購入して、義母にメッセージも送りましたよ(◍•ᴗ•◍)みんな健康で長生きができますように。
6.登頂!一ノ峰へ
稲荷山登頂 自撮りをする男性の前でピースする夫
あえてこの写真を選ぶ私(笑)。
こちらが山頂の一ノ峰です。標高は233mとのこと。稲荷大神が舞い降りた場所ということで、パワースポットとしても名高いです。
ここまで来ると、かなり人もまばらで、ほとんどが外国人観光客でした。やはり「今しかできない!」という思いが強いのかもしれません。
ちなみに、この周辺にある自動販売機の飲み物も値段が高くなっています( *´艸`)
7.帰り道でいろんな動物に出会おう
カエルの狛犬
八霊社の干支たち
さて、再び一ノ峰から四ツ辻へ戻り、そこから裏を通って下まで降りてくると、いろいろな動物の狛犬に出会える場所に出てきます。
「福かえる」と書かれた縁起の良いカエル賽銭箱のある末廣大神、そして干支の狛犬が置かれている八霊社ですね。干支は干支の方角にならって配置されているそうですが、偶然にも2018・2019の犬と猪が前に出ていて嬉しくなりました(◍•ᴗ•◍)
このあたりもお山めぐりの楽しみのひとつではないでしょうか。
余談その1:稲荷山で働く人々
稲荷山を登ると、鳥居の修繕をしている人や、お山に点在する休憩どころやお店を営業する人など、たくさんの働く人々に出会いました。今日ただ一度登るだけの私たちとは違い、彼らは来る日も来る日もこのお山を登っているんですね。
彼らのほとんどがお年寄りだったことにも驚きです。足腰の強さは健康の秘訣でもありますね。私たちもしっかり歩いて運動しましょう〜。
余談その2:アンチ・ソーシャルキャット
社会性のない猫(笑)
お山めぐりの下り途中、こんな光景を見ました。この日は12月下旬でとても寒かったのを覚えています。そんな中、ベンチの下で暖を取らずにひとりそっぽを向く猫。
夫の一言「アンチソーシャルキャットだね(笑)。」
ほんと、なんで中に入らないのよ〜。寒いじゃないか(ˊ̥̥̥̥̥ ³ ˋ̥̥̥̥̥)
余談その3:大阪で食べるより美味しいたこ焼き
お山めぐり後、昼食までまだ時間があったので小腹を満たしに屋台へ。伏見稲荷大社では、たこ焼きやお団子、肉巻きおにぎりにカニなど、たくさんの屋台が出店しています。
こちらのたこ焼き、観光客向け値段ということで6個500円とかなり高かったですが、外はカリッ!中はジュワッ!でめちゃくちゃ美味しかったです。
大阪のとある有名店で食べたフニャフニャのたこ焼きより断然美味しいと思いました。