ドイツの動物病院で狂犬病の予防接種と目の治療

ドイツの動物病院で 狂犬病予防接種と眼の治療をした話

こんにちは、Soyです。

日本の実家からトイプーのマメ(オス・4才)を引き取って、もうまもなく1年が経とうとしています。
この1年間、幸せなことに大きな病気や事故などなく、動物病院にお世話になる機会もそれほどなくて、毎日元気に過ごしてきました。

しかし、ある朝ふとマメの目を見ると、いつもとは少し様子が違うことに気づきました。マメの右目から「黄色い目ヤニ」が出ていたのです。

黄色い目ヤニは感染症の恐れあり

通常、犬の目ヤニは茶色・白色・グレー・黒色などです。犬種や犬の年齢によって異なるそうです。マメの目ヤニは通常、透明っぽい色で、乾燥すると茶色くなります。

犬の目ヤニの色が黄色や緑色の場合は、ウイルス感染の恐れがあります。もし、色はいつも通りだけど量が多いなどの場合は、眼の角膜が炎症を起こしていたり、爪や草などで傷を作ってしまっていることがあります。いずれにせよ、早急に動物病院で目薬を処方してもらいましょう

ドイツの動物病院でもらった目薬

土曜日の朝に黄色の目ヤニを発見したのですが、その日は動物病院に行く時間がなかったため、月曜日に行くことにしました。

というのも、目ヤニの色以外はいたって正常で、痒がることも目がショボショボすることもなく、それほど危機感がなかったのです。ダメな飼い主……深く反省しています。

日曜日の夜には、目頭あたりから赤い膜が見え隠れするようになり、右目だけ半開きになることが多くなりました。

動物病院でもらったのは、日本でも有名なアメリカ企業「ボシュロム」の眼軟膏です。

犬の目薬

これ、普通に人間用ですね。お医者さんの処方箋がないと購入できないものです。お値段は€14.75でした。

1日に2回点眼するように言われました。翌日の火曜日の夜にはほぼほぼ正常に戻り、木曜日の再診日には、ドクターからストップしてOKと言っていただけ一安心。

ついでに狂犬病の予防接種も受けた

狂犬病の予防接種は、前回日本出国前の2018年12月に受けました。それからちょうど1年が経つところだったのでドイツでも受けることに。

ドイツでは、狂犬病の予防接種は義務ではありません。しかし、他の国に旅行へ行ったり、日本へ帰ることになった場合には必要です。そのため、これからも毎年欠かさず受ける予定です。

ちなみに、海外から日本へ犬を連れて行く場合、狂犬病の予防接種はもちろんのこと、その抗体検査もしなければなりません。この検査は、検査をしてから最短180日間待機しなければならず、計画的に進めなければ犬と一緒に日本へ帰ることはできないのです。

また、日本で有効な狂犬病のワクチンは不活化、あるいは組換え型である必要があります。生ワクチンはダメだそうです。

幸いにも、ドイツでは不活化ワクチンしか取り扱いが許可されておらず、その辺りは心配なさそうでした。

最終的な治療費は€84.75

2回の診療 €20
目薬 €14.75
狂犬病ワクチン €50

合計で、€84.75でした。狂犬病ワクチンってもっと高いと思ってたな〜。

以上です!ではまた。

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