こんにちは、Soyです。
実は、先日から変なウンチをしていたうちのマメさん(トイプードル・オス4才)。
病院で検査してもらうと、大腸炎であることが発覚しました。
犬の大腸炎の症状。うちの犬の場合
異変に気づいたのは犬の「ウンチ」が主な理由でした。
ある日から、犬の便に透明の膜がつき始めたのです。始めはほんの少し、なんとなく粘り気のある薄い膜がウンチの一部に付着していました。
でもそれほど違和感を感じず、また朝方の散歩では外がまだ暗くてウンチをじっくり観察することもできないため毎回なのかどうかわからず、本当にすこーしだけ頭の隅に置いていただけの事でした。
犬のウンチのタイミングが不定期になり、家の中で排便しだした
うちの犬は外でしかウンチもおしっこもしません。
それが突然、家の中でもウンチをし出したのです。
それが、散歩でもウンチをしたのに家でもするパターンと、散歩ではせずに家でするパターンの2種類。要は、ウンチの回数もタイミングも不定期になっていたんですね。
おかしい。おかしいけど……そういうこともあるんじゃない?
そう思うしかありませんでした。
というのも犬はいたって元気で、食欲も旺盛。いつも通り遊んでいつも通り寝て、ウンチの硬さも普通だったからです。
ただ、精神的にストレスはあったかもしれません。実は、その頃私の知人が短期間だけ居候をしていたのです。(ベルリンの住宅難による)
これは完全に私の引き起こしたストレスで犬には申し訳なかったと今でも思っています…。うちの犬は縄張り意識が強く、他人が家に侵入することを好みません。
それなのに、家が見つからなくて困っていた知人に軽い気持ちで部屋を貸してしまったのです……。
なので、ストレスでウンチのタイミングがおかしいのかも?と思っていました。
ウンチに透明のジェル!?
ウンチの様子が変わりました。
しばらく透明の膜もつかず普通のウンチだったのですが、ある日の家でのウンチが明らかに変でした。
透明のジェルのようなものがデローンと付いていたのです。
これは病院に行かなくては!!
そう思った翌朝、散歩に連れて行くと「超普通のウンチ」。
あれ?昨日のはなんだったの?
犬は元気、食欲もある、お腹を触っても痛がったり嫌がったりしない。
そして夫の「様子みよう」。
動物を飼うのってむずかしい!!!!!
ぶっちゃけ、今思えば早く病院に連れて行けば良かったんです。
でも、実際に犬の様子もウンチも普通で「まぁ大丈夫か」って思っちゃったんですーーー!!!ごめんなさい(涙)!!!
実際にその後1週間はウンチも普通で、家ですることもなくなったので、あの透明のジェルは「多分ストレスかお腹がゆるかったか何か」として片付けられました。
また家でウンチし始める
その1週間後のある日、犬が夜中に起きてバスルームでウンチしました。
え!?また!?どうしたんだろ…。
ウンチ自体は少しやわらかいけど、色も見た目も普通です。
でも、なんだか悪い予感がしました。
ただ救いなのは犬の様子が元気で食欲があること。
だけど今思えば、そんな「様子」に安心してはいけなかったのです。
犬、お腹が痛くて鳴く
その数日後、夜中に犬が鳴いていました。「オフっ ワフっ」という感じで、外に誰かの気配がして吠える準備をしているときのような鳴き声でした。
私は、「誰もいないよ〜」といって犬を抱っこし、玄関まで一緒に確認しに行きました。
するとバスルームへ直行する犬。
バスルームの冷たいタイルの上でうずくまる犬。
どうしたんだ〜〜〜〜〜!!!パニック&ショック
立ち上がったかと思えば寝室へ戻り、またバスルームへ行きの繰り返し。
そしてついにウンチ。そこには透明のジェル……。
明日病院へ行こう。そう決心しました(おせーよ!!!)
血便の出た朝、病院へ行く
病院へ行こうと決意した日、ちょっとダメな発想なのですが「変なウンチをしてほしい」と思っていました。
というのも、ここはドイツ。
犬の様子やウンチの様子を外国語で伝えるのは難儀です。手っ取り早く「変なウンチ」を見せるのが一番簡単なのです。
そして期待に応える犬。なんと出したのは「血便」!!
おいおい〜そこまでは頼んでないよ!?
ウンチについた血は、どちらかというと鮮血でした。お尻の穴付近で付着した血のようです。
血便!?ドイツの動物病院で犬の診察
今回の大腸炎では、かかりつけの動物病院で3回診察を受けました。
1回目の診察
ちょうど出したてホヤホヤの血便を持参して、動物病院へ犬と駆け込みました。
先生は、犬のお腹のあるところを指でぐっと押します。すると口が出る犬(噛もうとする)。痛いみたいです。
そして、ウンチの検査をするのでちょっと待っててね〜と言われ待つこと10分。
「異常なし」
とのことでした。
病院の簡単な検査では、とくに何も見つからなかったのです。そこで、ラボへ検査依頼を出すことになりました。
2回目の診察(通院のみ)
前回の診察から3日後、動物病院から電話がありました。
「検査の結果、大腸炎にかかってるから薬が必要。すぐに来て!」とのことでした。
実はこの3日間、ウンチは普通でした。ちょっと透明の膜がつくことはありますが、夜中にウンチしたり鳴いたりすることもなく、毎日元気だったのです。
病院での簡単な検査でも何もなかったし、やっぱりただのストレスだったのでは?とりあえず知人も新しい部屋を見つけたし、もう大丈夫だろうと思っていました。
そのため、薬が必要との言葉に大ショック!!
大丈夫だと思っていたこの数日の間も、犬は痛みと戦っていたのです。
薬は1日2錠、10日分いただきました。
写真を撮り忘れてしまいましたが、ドぎついピンク色の小さな錠剤です(なんとなく与えたくない…)。
3回目の診察
薬を終えたらまた来てね、とのことだったので先日行ってまいりました。
このときには、毎日普通のウンチがでるようになっていました。
ウンチのタイミングも回数も以前とまったく同じで毎日好調。犬が健康であることがこんなにも自分の精神面を安定させるのかと驚いたものです。
動物は話せないし、痛みがあっても本能的に隠そうとするらしいです。だから「元気そうだから大丈夫」という人間本位な予想はまったく当てになりません。
このときちょうど6種混合ワクチンの時期だったのでそれを摂取して、ノミ・ダニ駆除薬をいただいて、診察は無事に終わりました。
動物病院でかかった費用トータル
今回は、外注で検査にも出しているし結構な費用がかかったかも……とおそるおそる支払いへ。
診察(2回分) | 20ユーロ |
注射 | 10ユーロ |
ラボでの検査 | 57ユーロ |
寄生虫テスト | 30ユーロ |
6種混合ワクチン | 60ユーロ |
ノミ・ダニ駆除薬 | 31.85ユーロ |
大腸炎の薬 | 18.12ユーロ |
虫除けの首輪 | 28.50ユーロ |
合計 | 255.47ユーロ |
思っていたより安いです!!
今回の大腸炎に限った費用で言えば、135.12ユーロでした。
大腸炎になる原因は様々。「水を飲む」だけでも起こり得る!?
先生にお話を聞きました。
大腸炎は、薬やワクチンなどで事前に予防することはできないそうです(常識?)。
他の犬のウンチやおしっこから感染したりするのかなと思っていましたがそうでもないらしく、ただ水を飲みだけでも引き起こすことがあるらしいのです。
うちの犬の場合は、もしかしたら私がドッグフードから手作り食に変えるために色々と試行錯誤していたのが悪い方に影響した可能性があります。
もうなんか……罪悪感しかありません。
「犬のためを思って」とかどうでも良くて、結果的に犬の体調を崩させているのならそれは悪であり間違いなのです。
今与えているのは、上の記事にあるようなドッグフード+茹でた鳥ササミ肉(+α)で固定しています。
変えるのはもう怖いですね(笑)。
健康で幸せに長生きしてくれ!!ただそれだけを願います。
まめちゃん、元気になってよかった!
わんちゃんが体調を崩した時の病院へ行くタイミングは迷いますよね。。よく分かります。
もう元気になったみたい。気にし過ぎだったかな、と思ったら無理しているだけだったりして。。
楽しい時は言葉がなくても伝わるけど、辛い時だけでも言葉が通じればいいのに…!と心底思います。
私もいくつか動物病院病院の候補を探していたのですが、中途半端なままになっていたので、何かあったらすぐ連れて行けるように改めて病院をチェックしておこうと思います。
cocos_ctkさん
コメントありがとうございます!
そうですよね〜…本当に判断するのが難しいです。
動物病院は、ドイツでも夜間対応のところが地域ごとにあると思うのでそれもチェックですね!
ちゃんとした先生のいるところが見つかりますように(本当これが一番大事!)。
Cocoちゃんドイツでのお散歩楽しんでますね〜♡