ドイツの歯医者は体力勝負!詰め物が欠けたので治療したよ

yawning cat

 

こんにちは、Soyです。

言葉の不自由な海外では、できるだけ歯医者や病院にかかりたくないですよね。日本語でさえも、痛みの感じ方や症状を伝えるのは難しいことなのに、さらに専門用語の外国語が出てきたら、わけがわからなくなってしまいます。それに、体調が悪いのに、余計な不安や緊張を感じてしまっては、治るものも治らなくなってしまいそうです。

海外在住歴3年なのに、ドイツ語ヘタ英語低レベルな私にとって、ドイツの歯医者に行くことはとても勇気のいることでした。

歯医者に行くことになった経緯

実は私、子どもの頃は虫歯ができやすい体質だったんです。よく母に連れられて、近所の歯医者さんに通っていました。大人になってからは、ほとんど虫歯はできなくなったのですが、それでも年に1度は歯医者さんに行って、定期検診をしてもらっていました。

ドイツに移住する前も、できるだけドイツで歯医者に行かなくてすむように、きっちり見てもらっていたんです。

ところが、ある冬の日、プライドポテトを食べていたら「ガリッ!!」とすごい音がしました。一瞬、小石でも噛んだのかと思うくらいの衝撃で、おそるおそる見てみると、それは3年前に埋めなおした右奥歯の白い詰め物でした。

(ぇ、最悪なパターン……)

ぽっかりと空いた奥歯、そんなに硬くもないフライドポテト。いくら歯をきちんと磨いていても、コーティングのない歯の中がむき出しなので、弱い部分をさらけ出している状態です。歯医者、行かなあかんようなってもうた!虫歯じゃないのにー!

ドイツでの歯医者の探し方

さっそく、ドイツでの歯医者探しが始まりました。私が住んでいるエリアには、日本人の歯医者さんがいないため、せめて英語を話せる歯医者さんを探す必要があると思いました。

しかし、同時に私は思うのです。お医者さんという頭がいい人たち、勉強をしっかりしてきた人たちは、だいたい英語も話せるのでは?と。

実際に、以前ハウスドクター(近所の診療所のようなもの)に行ったときも、私の下手なドイツ語を聞いた先生は、すぐさま英語に切り替えてくれました。さらに、医者という職業柄、日々色んな人と接しているため、30歳のドイツ語が下手な日本人女性なんて、けっこう簡単に対応できる相手なのではないかと思います。

海外に住んでいると、嫌でも自分が外国人(アジア人)であることを意識させられることがたくさんありますが、病院に限ってはそんなに構える必要はないのでは?と思ったり思わなかったり(小心者)。

ドイツでの医者探しならドクター検索サイト「jameda」

jameda」は、簡単にいうと、お医者さんの口コミサイトです。探したい地域と探したい医者の種類を入力して検索できます。患者がレビューを書けるようになっているので、どんなお医者さんなのか、評判がいいのか悪いのかということがわかるんですね。

ドイツ国内で、月に600万人もの人がjamedaを使ってお医者さんを探しているそうです。jamedaでは、患者さんが自分にあったドクターを見つけられるとうたっています。

また、お医者さんにとっても、新しい患者さんを呼び込むのに使えるツールとして浸透しています。さらに、直接サイトから予約ができるので、ドイツ語が苦手でも安心なんです。

「GoogleMap」で検索

これは、私がどこかなにかを探すときによく取る方法です。Google Mapには、それほど多くの情報が載っているわけではないのですが、実名でレビューが載っているのでけっこう信頼できるのではないかと思っています。

今回の歯医者さんも、Google Mapで近所のZahnarzt(歯医者)を検索して見つけました。Google Mapに載っていなくてJamedaには載っている病院もあるのですが、逆にJamedaに載っていないお医者さんもGoogle Mapに載っていたりします。どちらも使って自分にベストのお医者さんが見つかるといいですね。

検索エンジンで探す、または友達の紹介

これは日本でも同じですね。検索エンジンで「Zahnarzt」と「住んでいる地域」を検索すれば、近所の歯医者さんのホームページを直接見つけることができます。

また、友達の口コミや紹介もとても有力な情報です。あそこの医者はどうだった、おすすめできる・できないといった生の声が一番信頼できますよね。

いざ、歯医者へ!

さて、Google Mapで近所の良さげな歯医者を見つけた私は、さっそく電話で予約をしてみることにしました。初めての電話予約でドキドキです。しかし、もう2年もドイツに住んでいるのに、いまだに電話のひとつもできないのでは、先が思いやられます。(と、夫に言われました。くっ!!反論できない!)

電話予約で使えるフレーズ

実際の電話予約のときの流れに沿って、電話予約の時に使えるフレーズを少しご紹介します。

私「Guten Tag, ich möchte einen Termin vereinbaren.
こんにちは。診察の予約がしたいのですが。

受「Ja, waren Sie schon mal bei uns?
当院へは初めてでしょうか?

私「Nein, das ist das erste Mal.
はい、初めてです。

受「Ok, wie ist Ihr Name?
お名前をお願いします。

私「Mein Name ist Soy. Ich buchstabiere S wie Sommer, O wie Obst, und Y wie Yoga.
Soyと申します。綴りは、サマーのS、オブストのO、そしてヨガのYです。

受「Ok. Und können Sie mir bitte Ihre Telefonnummer geben?
わかりました。では電話番号をお教えいただけますか?

私「Ja, einen Moment… Die Nummer ist 0000-0000-0000.
はい、ちょっと待ってくださいね。番号は、000です。

受「Haben Sie nächste Woche Zeit? Zum Beispiel, am Montag…
来週は時間ありますか?例えば月曜日なんか…。

私「Ja, am Montag passt mir gut. Ich habe ganzen Tag Zeit.
はい、月曜日は大丈夫です。1日中空いています。

受「Dann erwarte ich Sie am Montag, dem14. Mai, um 11Uhr.
では、5月14日月曜日の11時にお待ちしております。

私「Ja, vielen Dank. Auf Wiederhören.
ありがとうございます。ではまた。

受「Auf Wiederhören. Tschüss.

私のドイツ語がつたなくて、聞き出すのが無理だと思われたのか、症状を聞かれたりはしませんでした。ネイティブ本当に話すのが速くて聞き取るの難しいです!また、外国語の名前は聞き取りにくいため、つづりも一緒に伝えてあげると親切だと思います。

ドイツ語で苦戦!そして先生はやっぱり英語が話せる

受付の笑顔がめちゃかわいいおばさんに、iPadの問診票を渡されました。この問診票、専門用語がズラリと並んでいてとても難しいんですよね。持病やアレルギーの有無、手術の経験や癌などの特殊な病歴。ありがたいことに、ほとんどは自分に関係のない単語なのですが、慎重にひとつひとつ調べながらチェックしていきます。

そして、いよいよ診察と治療です。先生は、私が初めての診療なのでKontrolle(診察、検査)のみだけだと思っていました。詰め物が取れたことを説明するタイミングは、おそらく電話予約のときと受付のときにあったんだと思います。しかし、ドイツ語が聞き取れずうまく話せずで、そのチャンスを逃していました。

私「Ah, nein. Eine Füllung ist kaputt…」
あ、ちゃうんです。あの、あの、詰め物が故障しまして…。(なんやねん、故障て!)

本当に、この喋れない感がツラいんですよね。英語でもドイツ語でも、語学勉強中の皆様、頑張りましょう>_<

先生は、私の歯がどのような状態なのか全て検査し、欠けた歯を治療するのにかかる費用を教えてくれました。途中で、私がドイツ語の説明にポカンとしていることに気付いてからは、英語で説明をしてくれました。

やっぱりね。やっぱり大学できちんと勉強してきた人は英語話せるんですね。ただし、もちろん先生の年代によって、そして人によって異なるかとは思います。

そして30分の戦いが始まった…

詰め物が欠けて穴が空いている歯を、改めて埋め直す治療が始まりました。この欠けた詰め物、実はまだ少し残っていたため、削ることから始めなければなりませんでした。

削る→埋める→削る(磨く?)

上記の治療過程、合計で約30〜40分ほどかかったのですが、なんと口開けっ放しでした。日本の歯医者さんのように、途中でうがいをさせてくれなかったのです。口の中にいろいろ散乱しているわ、顎が痛くて疲れるわ、大変でした。

先生は、すごく優しい人で他の歯についても、アドバイスをしてくれて、もし次回も必要になったらこの歯医者さんに行こうと思っているのですが、この長時間休憩なしの治療を考えると、もう歯医者には行きたくない!と思ってしまいました……。

気になる治療費は?

今回私は、下の奥歯の大きな詰め物を入れ直して75ユーロでした。ちなみに、奥から4番目の歯にも詰め物があり、少し茶色に変色してきているのでここの詰め替えもおすすめされました。ここは、少し小さいので費用は45ユーロだそうです。

私は、TKというドイツの公的健康保険に加入していますが、歯のマテリアル代やクリーニング代は基本的に保証されていません。そのため、今回のように詰め物を入れる治療ではお金がかかります。歯のマテリアル代などを保証するためには、別途で歯科追加保険への加入が必要なんです。

ドイツといえば、税金が高いけど社会保障がしっかりしているイメージがありますよね。そのため、なんとなく病院での治療費なんかも日本より安い、あるいはきちんと保険でカバーされていると思っている人も少なくないかと思います。

しかし、実際には費用がかかる場合がけっこう多いんですね。薬代は全額負担だ、と語学学校の先生が愚痴をこぼしていました。(実際は、ひとつの薬あたり最低5ユーロ〜上限10ユーロ、10%の自己負担です。)ドイツ人の友人も、保険料は高いのに、病院に行くとさらにお金がかかると言っています。

いずれにせよ、ドイツの病院では治療前にかかる費用を教えてくれるようなので、心構えができるのはいいことですね。審美歯科や追加の治療に関しては、検討の余地が与えられるのでいいと思います。

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