こんにちは、上の画像がなんだか昔のプリクラの落書きみたいになってしまって年齢を感じているSoyです。
私はドイツで1匹のトイプードル、マメちゃんを飼っています。日本の実家から引き取りました。
ドイツへ来てからすでに半年以上が経過し、動物病院での手続きもひと通り済ませ、予防接種や薬の周期も定まってきました。
今回は、日本にいた頃から定期的に摂取している犬のノミ・ダニ駆除薬の効果についてご紹介します。
犬のノミ・ダニ駆除薬「Bravecto」
日本では、ネクスガードというお薬を毎月摂取していました。ドイツへ来てからは、3ヶ月ごとに摂取するブラヴェクトというノミ・ダニ駆除薬を処方されています。
薬の働き方はどちらも同じです。犬の体から血液を摂取したノミ・ダニの、神経系に働きかけて麻痺させ、駆除します。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ドイツの動物病院:犬のノミ・ダニ駆除薬ってどんなふうに働くの?
上記の記事でもご紹介している通り、薬には副作用があって「絶対に」安全とは言い切れません。愛犬家の中には、こわいから摂取していないという人もいるようです。
ドイツの夏は虫がたくさん!犬の体にもなんかいる〜!
ノミ・ダニ駆除薬は、犬の健康上の観点から与えるか与えないか悩む方も多いと思います。我が家では、結果的に与えていてよかったという経験がありましたのでシェアします。
ドイツの住宅街には、緑地がたくさんあります。たまに業者の人が手入れをしているけど、ほぼ放置です。そのため、春から夏にかけては草が生い茂ってすんごいことになります。
モッサモサの草むらがそこかしこに広がるのです。我が家のワンコは、そんな草むらが大好き!私は犬が喜ぶ姿を見ていたいので、無防備によく遊ばせていました。
散歩から帰宅すると、いつものようにバスルームで足を洗って体を拭いていたのです。ところが、その頃からマメの体から黒い虫がよく発見されるようになりました。
あるときは足に、あるときはピンク色のかわいいお腹に、あるときは眉間に…。
そしてようやく気付いたのです。草むら、危険!!!
飲ませて良かったノミ・ダニ駆除薬
この黒い虫たちは、大きさでいうと3〜5mmくらいです。被毛の表面を歩いているときもあれば、皮膚に噛みつき、血を吸ってお腹を大きく膨らませていることもありました。
噛みついていた虫たちは、もれなく噛みつきながらも死んでいました。ノミ・ダニ駆除薬のおかげです!見つけたときはかなり冷や汗をかいたので、死んでいることがわかって心底ホッとしました。
ただ、噛みつきが強いんです!ちょっと引っ張っても取れません。かと言って、強く引っ張ると痛いかもしれないし…。そしてなにより、噛みついた口の部分だけが体に残ってしまう可能性もあります。
このとき私は、犬を草むらで遊ばせたことを本当に後悔しました(まぁそのあとも犬が喜ぶから何回か遊ばせたんだけど…)。
でも、もしノミ・ダニ駆除薬を飲ませていなかったらと思うとゾッとします。皮膚に噛みついていた虫を見つけたのは本当に偶然なんです。毎日ブラッシングをするときに、体を触って皮膚などに異常がないか確認しているのですが、この虫が生き続けて移動していたら見つけられなかったと思います。
ノミ・タニ駆除薬と犬の健康:飼い主としてどうすべきなのか
草むらで遊ばせなければ良いんです。そう、遊ばせるのをやめてからは、虫がつかなくなりました。
でも散歩のときに「今日はあっち(草むら)行かないの?」と見つめてくるんです〜( ˃̣̣̣̣̣̣o˂̣̣̣̣̣̣ )!皮膚のことを考えるのなら、散歩の後に毎回シャンプーするわけにもいきません。飼い主として何が正解なのでしょうか。
とりあえず今は、草むら禁止令が発動しています。
ノミ・ダニ駆除薬をのませているからといって、虫が付き放題な環境に入れるのもおかしいですよね。噛まれること自体がかわいそうなので。
家の中で思う存分に暴れさせて、草むらなしでも運動不足にならないようにしていこうと思います。みなさんも、春から夏にかけてのお散歩にはお気をつけください。